石川県と福井県県境、勝山へ抜ける道の途中に絶滅危惧種となっている
ミチノクフクジュソウが群生していると知り、それを見に車を走らせました。
金沢から約1時間、近くにはザゼンソウも咲いているはず。
一度で2度おいしい!と胸算用だったのですが・・・
霊峰白山のふもとの村、白峰温泉から勝山へ抜ける道沿いに看板がたっている
と聞いていたけど、白峰へ行く途中の雪の量が半端じゃなくて、まだ冬真っ最中。
これではフクジュソウどころではない・・・ザゼンソウは花を開く時に25度まで
発熱し、その熱で周りの雪を溶かすらしいのだけど、それでも解けないであろう
ほどの雪。今日はまだ早かったわあ~~(><)
ということで、今日は白峰温泉の総湯に浸かってのんびりまったりとして帰って
きてしまいました。
白峰のお湯は入ったとたんにヌル~っと、肌がツルンとするお湯で柔らかい。
石鹸シャンプーなどないけれど250円でとてもお得だったのだけど、1年前立て
替えてきれいになったら、シャンプーなど取り揃え、650円になってました。
が、景色は広々、いい湯だな~~♪
古い総湯の時も珍しい湯船で、深さは90センチ。新しくなってもこれは変わら
ず、中腰で入れるお湯。これって珍しい?どうしてなんだろうなあ。昔のおば
あちゃんたち背が低くて立ってても入れるように?かな。(失礼!)
総湯(雪だるまを形どった街頭がかわいらしい)
この温泉街は直線距離2キロ歩かないかの小さな村で、牛首紬や栃餅やお豆腐が特産品。
それと「雪だるま」。冬の寒いさなか、各家の前にそれぞれが雪だるまをつくり飾る。
そんなことをして町おこしをしています。10年以上続いている「雪だるまウイーク」、
2年前来たときは、最後の最後の時間だったためか、炭火で焼いた岩魚、捨てるのももっ
たいないからと1匹400円のところ残り4匹食べてくれるのなら400円でいいよ!といただ
いた、心あたたかな村なんです。
総湯の向かいに村の人たちが始めた小さな特産品売り場ができていましたが、その
よこの食堂に入ってみました。すべて手作りのいい感じ!
娘は「雪だるま定食」、私は「雪だるまそば」そして「栃餅ぜんざい」
雪だるま定食(菜っ葉の混ぜご飯、にんじんのからし味噌和え、昆布巻き・炊いた大根、
ジャガイモのがちんこ、くずし豆腐と白山なめこの味噌汁)
雪だるまそば(がんもどきとくずし豆腐)このお豆腐がとても美味!
トチ餅ぜんざい+濃厚なアイス付
どれもこれにもここの特産品の22種類の薬草が入った健康茶がついてきました。
満腹満腹~☆ なんだかここはとってもゆる~い心地よい村。
お箸は桜の枝を廃物利用したものだそうで、このお箸とても気に入ってしまいました。