樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

祝!開眼

2010-03-13 22:04:54 | 日記
前月24日に生まれた子犬、
昨晩飼い主から「目が開いた~!」とメールが娘の携帯に届いた。

すっとんで会いにいった。
うっわ~ 美男犬!

           

もう「ミャ~ミャ~」ではなくていっぱしに「フワン!ワン」と
太い声でないている。
日に日にいたずらし始めるんだろうなあ・・・


絶滅危惧種・・・残念・・・

2010-03-13 21:15:27 | 日記
石川県と福井県県境、勝山へ抜ける道の途中に絶滅危惧種となっている
ミチノクフクジュソウが群生していると知り、それを見に車を走らせました。
金沢から約1時間、近くにはザゼンソウも咲いているはず。
一度で2度おいしい!と胸算用だったのですが・・・

霊峰白山のふもとの村、白峰温泉から勝山へ抜ける道沿いに看板がたっている
と聞いていたけど、白峰へ行く途中の雪の量が半端じゃなくて、まだ冬真っ最中。
これではフクジュソウどころではない・・・ザゼンソウは花を開く時に25度まで
発熱し、その熱で周りの雪を溶かすらしいのだけど、それでも解けないであろう
ほどの雪。今日はまだ早かったわあ~~(><)

ということで、今日は白峰温泉の総湯に浸かってのんびりまったりとして帰って
きてしまいました。
白峰のお湯は入ったとたんにヌル~っと、肌がツルンとするお湯で柔らかい。
石鹸シャンプーなどないけれど250円でとてもお得だったのだけど、1年前立て
替えてきれいになったら、シャンプーなど取り揃え、650円になってました。
が、景色は広々、いい湯だな~~♪
古い総湯の時も珍しい湯船で、深さは90センチ。新しくなってもこれは変わら
ず、中腰で入れるお湯。これって珍しい?どうしてなんだろうなあ。昔のおば
あちゃんたち背が低くて立ってても入れるように?かな。(失礼!)
                 
        総湯(雪だるまを形どった街頭がかわいらしい)
            

この温泉街は直線距離2キロ歩かないかの小さな村で、牛首紬や栃餅やお豆腐が特産品。
それと「雪だるま」。冬の寒いさなか、各家の前にそれぞれが雪だるまをつくり飾る。
そんなことをして町おこしをしています。10年以上続いている「雪だるまウイーク」、
2年前来たときは、最後の最後の時間だったためか、炭火で焼いた岩魚、捨てるのももっ
たいないからと1匹400円のところ残り4匹食べてくれるのなら400円でいいよ!といただ
いた、心あたたかな村なんです。

総湯の向かいに村の人たちが始めた小さな特産品売り場ができていましたが、その
よこの食堂に入ってみました。すべて手作りのいい感じ!
娘は「雪だるま定食」、私は「雪だるまそば」そして「栃餅ぜんざい」

 雪だるま定食(菜っ葉の混ぜご飯、にんじんのからし味噌和え、昆布巻き・炊いた大根、
 ジャガイモのがちんこ、くずし豆腐と白山なめこの味噌汁)
       
          雪だるまそば(がんもどきとくずし豆腐)このお豆腐がとても美味!
              

                    トチ餅ぜんざい+濃厚なアイス付
                    

どれもこれにもここの特産品の22種類の薬草が入った健康茶がついてきました。
満腹満腹~☆  なんだかここはとってもゆる~い心地よい村。

お箸は桜の枝を廃物利用したものだそうで、このお箸とても気に入ってしまいました。



プロフェッショナル

2010-03-07 21:47:10 | 日記
木曜夜、NHKの番組を見た。

「雲上のレスキュー隊」
立山連峰山岳警備隊隊長のプロの仕事取材だった。

    ☆彼の信念となっていること☆
        「想像せよ」
       「山に謙虚であれ」
    重くても重くない、寒くても寒くない 
         と言うこと

崖から落ちた遭難者もそこまでロープで降り、遭難者を背負って
その崖を登る。その体力と技術と技量、並大抵なものではない。

取材中に事故の一報がはいった。立山山岳派出所から
若い者を現場確認に走らせ、自分は無線で情報を収集する。
若い部下はそれから2時間後に現場到着、状況報告。
状況を聞き、同行者を確保せよとすばやく指示を出す。
同行者が助けに行こうとして起こすかもしれない2次災害(2重遭難)
を防ぐための指示を出す。


取材中にまた別の事故の一報。
今度は落石にあたり意識混濁の登山者。
そこへ到達するまでに3時間あまり。
応急処置をしながらヘリコプターの救援を待つが、
霧と風の気象状況のためヘリが飛べない。
ただ待つことはできず、先のことを考え、最善を尽くそうとする。
徒歩搬送を決断。救急車が入るところまでアップダウンのある
山道を背負ったり、搬送用ボートに乗せたりしながら9時間を計算。
なんどきも考える。状況変化も考える。歩きながらも考える。
当然同行の隊員のことも考える。
状況判断と決断力。経験だけがものを言う世界でもない。
頭が下がる思いだった。

        彼らの仕事場、立山連峰と剣岳が連なる
        

                

搬送中も周りの山小屋からいろいろな情報が無線に届く。

5時間搬送を続けていたころ、やっと気象状況が好転し、霧が晴れだし
ヘリが飛べる状況となった。ヘリが近くに降りてこれる広い場所まで移動し、
やっと乗せる事ができ、近くの病院へ。任務完了。
彼ら一行は任務は終わっても派出所まではまた歩いて何時間もかけて
戻る。

遭難状況も天候も、ひとつとして同じ状況にない現場で瞬時に判断し行動する決断力。

30まで山とは無縁の人が、その身体能力を買われて
山岳警備隊に配属されたという。でもそれだけではないだろう。
物静かな人柄と、柔らかなまなざし。
そして謙虚さを持ち合わせたこの若者に未来を託す気持ちにさせられたに違いない。

彼の裏技は、
救援に出動して現場に到着したとき、一番最初にすることは何気なく
「脈をとる」ことだという。    なぜか。

それは「触れる」ということ。
人間は心細いとき不安な時に「触れ」られると安心するのだそうで。
手を当てるということ、すなわちこれが初期の「手当て」。
救助の場面だけでなく、これは「手当てする」という言葉の語源ということを
思い出した。

彼のお世話にならないように、今年も立山近辺をうろつきますぞ!

http://www.nhk.or.jp/professional/backnumber/100302/index.html
NHK木曜番組 プロフェッショナル 仕事の流儀 #138
立山山岳警備隊



ねこ・・・の季節

2010-03-04 23:01:47 | 日記
子供の頃、よく「ねこじゃらし」という雑草で遊んだ。
それとよくまちがえた「ねこやなぎ」
ふかふかの柔らかなあの芽がとても好き。
    
         早春、あの芽とまた出会える
近江八幡でもお目にかかったが、赤くなる部分があるのをはじめて知った。
        美しいとかではないけど、魅かれてしまう。ほっと気持ちがなごむというか・・・
         

              こちらの梅はまるでさくらのよう
                    梅はそのまるっこいつぼみも愛らしい
                


裏のとおりを歩いていると瓦を積み上げたのモニュメント
         よくよく見ると、鬼瓦ならぬ兎がわら ふっと笑みがこぼれてしまう
          
               
           
               というところもあり、
                 つい振り向いてしまう風景ありの近江八幡
                        

    
                    
       なんだかささくれ立っていた今週
         肩の力を抜くために、また近江八幡に浸りたくなってきた。
           あと二日、がんばらなきゃ。。。

近江八幡 街中観光

2010-03-02 08:01:31 | 日記
関西のテレビで、出発前にちょうど近江八幡の特集をやっていたそうで、
街中のいたるところで古いお雛様を飾っていて、一堂に展示しているという。
今日、たまたま近江八幡にいる偶然に、寄ってみようと街中を歩くことにした。
 第5回近江八幡節句人形めぐり
と銘打って、「町なみに装う ひいなのほほえみ」 3/14まで
31の街中店舗でも展示している。それぞれのおうちで代々伝わっている古いお雛様。
個人商店でも江戸時代のお雛様を飾っているところもあった。

私は知らなかったが、江戸時代経済状態が斜陽の時、華美な飾りはやめようと
コンパクトに飾る形態が考案されはやったそうで、それがこの「御所飾り」
私が見るとこれも結構豪華なんだけど・・・
    御所飾り:一段ですべてを飾ろうとしているわけですが・・・
    

  ちょっと庶民的な三人官女 こんな不細工なお顔のお雛様って?意外と親しみがわきますねえ~(笑
               

街中の裏街道を歩くとこんな飾り
ここは近江瓦の製造で昔は一斉を風靡した町
お寺も多く需要もあり、適した土もよく、水路が走っているため、
瓦産業は盛んな産業だった。



                  瓦ミュージアム
                  

           路に埋め込まれた瓦の幾何学模様
                      

何気ない生活の中にふっと振り向いてしまう風景が溶け込んでいる
そんな穏やかな街中
        
                       

                 地道に息づいている空気が気に入った。