樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

虎ノ門 金比羅さま

2018-01-04 22:50:29 | 日記

東京虎ノ門にある 金比羅さま


昔、新潟の高田出身の母方の祖父が
毎月10日に欠かさず虎ノ門の金比羅さまに詣でていた。
なぜ、船の神様の金比羅さまがこんな東京虎ノ門に祀られているのか?
祖父は何故金比羅さまを毎月詣でていたのか?

神社詣でをかねてちょっとお邪魔してみる。





地下鉄銀座線、虎ノ門駅出口を出てすぐの
高いビルの谷間に堂々と鎮座ましましていらっしゃる。

昔々讃岐国丸亀藩主京極なにがしが1660年に
お江戸の参勤交代用藩邸地、芝・三田の地に
金比羅さまの分霊を勧請したのが始まり。
そして何代目かの時(1679年位)に
この虎ノ門へ遷座され今に至っているとのこと。
虎ノ門は以前江戸城の裏鬼門として実存した門
たぶん、鬼門封じの意味合いもあったのかもしれない。

海上守護、大漁満足、五穀豊穣、殖産興業、招福除災、開運福徳守護

ビル風の強風にもめげず
はためく勢いがエネルギーを感じさせ、なかなかご利益ありそうですな。
脇には結神社という小さなお社もあり
多くの方々が赤い紐を結びつけてお詣りしていらした。




祖父は新潟県出身、祖母はなんと愛媛県出身
明治の時代にその二人はどうやって知り合い結婚したのか。
なんだかこの金比羅さまがそのご縁をとりもったのではないかと・・・
それを祖父は心に留め続けお礼参り?を続けていたのかもしれない
と想像を膨らます。

聞いておけばよかった・・・
今ごろになって思っても、もう遅い