樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

八ヶ岳ブルー

2016-01-04 22:20:17 | 日記






2016年への年越しは
1年前と同様に八ヶ岳山麓のランプ小屋・高見石小屋で過ごす。

昨年と大違いの雪の量、少なすぎて土が見えているところも。
でも下界の暖かさと喧騒からは遠ざかり
かすかな風の音、樹の幹同士が擦れあう鳴き音
自分の心臓のビート

そんな世界に輝く宝石


ご来光時間には雲がかかり拝めなかった太陽が
森を歩いているうちに空気を温めてくれる


白駒池に着く頃には空は深いブルーとなり
キラキラの湖面、うぶな雪が輝きだす


湖面に立ってみる
揺るぎないない大地と変わらない
そんな気温はマイナス10度くらいだろうか。
夜にはもっともっと冷えているのだろうけれど




1年前白い霧氷におおわれて凍えていた木々の芽が
今年は明るい表情をしている。

帰り道
久しぶりに動物のフットプリント
今年は暖かで雪が少なく棲みやすいのだろうか

         


賽の河原に出たとたん
目の前に広がる絶景



南アルプスの山並み


御岳山


暫く拝めなくなるこの風景
心に焼き付けな!とばかりに 目の前に突然現れた。



雪も霧氷も期待はずれではあったけれど
蒼き空に突き刺さる孤高の樹は立派に枝を張り
素直に美しい

2016年の一年が
澄みきったブルーの如くで あるように・・・