樹間暮のきまぐれライフ

ゆったりと・・・残りの20年は過ごせそうにないけれど、きまぐれな日々の生活を少しだけでも記憶の底に残しておくきっかけに。

・・・と野尻湖

2010-07-20 23:44:44 | 日記
翌朝、息子は早朝野尻湖を発ち、金沢へ一足先に向かう。
男性陣の「朝食できたよ~!」の声で起こされる。
ここでは男性陣が早起きでよく働くんです。

     すでに朝食が湖を見渡せるデッキの前の部屋に用意されている。快晴
       

野尻湖の家の御仁のご子息は仕事のため新潟へ。
私達の今日の仕事はデッキにさび止めのペンキを塗り、すのこを敷くこと。
ボートとヨットを艇庫からだして、メンテナンス(ワックスがけ)をすること。

陽が燦燦と降り注ぐ梅雨明けの日、汗をだらだら流しながら、わいわいと作業をするのもまた楽しや。
汗をかいた後は、野尻湖にざぶ~ん!!

この場所でこの椅子で、何時間話したことだろう。
野尻湖を眺めながら、雪をながめながら、葉っぱのささやきやどんぐりの落ちる音に耳を傾けながら・・・
                       

                素敵な横浜の友人夫妻の二人はここで出会い、今に至っているんです!

火打岳と・・・

2010-07-20 23:16:19 | 日記

海の日の連休の土曜日に
火打岳に登ってきた。
横浜の友人夫妻と学生時代からお世話になっている野尻湖のセミ住人のご子息と
4人の初歩き。

火打岳、妙高山に隠れるように裾野を広げている形の美しい山
なかなかどっしりしているけれど、見ているとなんとなく如才ない柔らかい感じがする山。
登り下りの日帰り8時間半を予定していた。

予報は外れて朝焼けが美しい中を笹ヶ峰牧場の登山口をめざして車を走らせる。
朝焼けが美しい・・・

     木道が続くブナ林を「十二曲」まで延々と歩き、
     

岩がごろごろとした急坂を登ること1時間半で
2000mあたりに到着。登山口から標高約700mあがったことになる

トータル3時間半くらいで2100mちょいのところにある高谷池
まわりは地塘となっていて、高山植物の花々(桜草のような)が咲いていた
      

                      ヒュッテで一休み
                      

ここから雷鳥平までは「天狗の庭」と名づけられたひろびろとした高原を歩き、
霧からふっと顔をだしてくれた火打山を眺めつつ歩く。均衡がとれたバランスがいい山、という印象
最後の登りはきつかった。途中、メスの雷鳥が人目も気にせず巣穴を掘ろうとして羽をばたつかせていた。
人間が危害を加えないことを知っているとこうも身近に共存できるものなんだなあ~と思う。
             
だけど、これはメス。オスは人間を察するとさささ・・・っと藪に逃げてしまう。
メスはどの世界でも肝がすわっている?のかな。

ふうふう言いながら最後の一曲がりを登ると広々とした頂上に到着。あいにく霧がかかり遠くのアルプスなどは
見えなかったけど、大休止を含めて約5時間。若いお兄さんは余裕の笑顔^^V
アラフィフ過ぎの3人は少々腹ごしらえして下山に臨む。
霧の上の空には遠く入道雲が・・・そして遠くのほうだが、雷鳴が・・・さあ大変。ゆっくりもしていられない。
途中すれ違った地元の登山者に午後の予報を尋ねたら、
「今朝は朝焼けがきれいだったから、夕立がありますね、たぶん雷も来るでしょう」
とのこと。さあ、急がねば・・・回らない足を何とか動かして下るが、
こんなところよく登ってきたなあ~と思うほどの急勾配の下り。大きな岩、ぬかるむ道・・・
登るより難儀してしまった。ヒュッテで昼食。コーヒー入れて一息入れて、水を補給し歩き始めて15分くらいで
大粒の雨が降ってきた。

途中ほとんど降られずにすんだが、雷鳴は追っかけてくるわ、気は急くは。足は回らないは・・・
登山口に到着したのは、なんと出発してから10時間後であった。
あ~10時間も遊んでしまった!

車に乗ったとたん土砂降りの雨と霧に包まれた。
温泉に浸かっている間にこの雨も一段落。
名古屋から走ってきた息子も合流し、
野尻湖の知人宅で若い世代を交えて昔の懐かしい学生時代の話で盛り上がった。

33年くらい前の話を懐かしがるような年回りになったということ・・・
あの頃はこんな時代が来るとは想像もできなかったくせに♪ 

7月で1周年

2010-07-20 22:23:07 | 日記
もう過ぎてしまいましたが、
7月10日にブログ開設してから1年経ちました。

いろんなことがあったなあ~
ほんの一駒なんだけどそれが集まると大きな記憶となって
綿々と続いていき、過去が作られていく。

その過去はどんどん追いやられ、消え去っていってしまう運命
未来は見えないけれど、過去は垣間見ることができて、記憶の中に刻まれると
なかなか消えない。刻まないと淡く消え行く


先週、会社の検診があった
1年に1回
特段注意すべき結果はなかったが、
脈拍がひどく遅い、と言われた。
なんだかドンくさい原因はここにあるのでは?と思い立つ。
また来年、1年後にこのブログに何かを書き綴っていられるように・・・
願うばかりの 暑い7月