韓国人にとって、「私たちの規則」の役割を、「道徳」という言葉が占めています。
韓国人の精神世界には、道徳という概念に二つの意味があることが分かります。
一つ目は、日本と同じく、言葉どおりの意味で道徳。
もう一つは、法律の反対概念、ある集団の外側を支配する法律よりも正当である、集団の内側を支配する規則。
これは、本来の道徳という言葉の意味からすると、もはや別物です。
「ひょっとして、韓国人が主張する道徳という言葉は、法律への嫌悪(ヘイト)なのか?」と思ってしまうこともあります。
法律を「万民に平等なもの」とすると、韓国人の言う道徳は、「平等へのヘイト」であると言えるかもしれません。