韓国には、見るべき菓子が一つもない。
韓国に観光旅行に出かけて、土産に菓子を買って、職場や友人に贈ったとしても、韓国文化が貧しいものだという教材になるものの、喜ばれることがない。
もっとも、菓子についていえば、東南アジアから、インドを中心とする南アジア、中東、中央アジア、アフリカと巡っても、それぞれ民族料理に特徴があるものの、菓子となると、和菓子、洋菓子に大きく見劣りする。
いったい、どうしてなのだろうか?
韓国では、男たちによって、女性が自由を、奪われていたためである。
韓国は、男性天国の国であったから、支配階級である両班の家庭では、妻や、娘たちは墓参りに出る以外は、家の塀の外に出ることが、禁じられていた。
女性たちにとって、牢獄のような社会だった。
韓国では、両班が常民と呼ばれた下層民を酷使して、徹底的に搾取した。
そのために、常民の人口がしだいに減ってゆき、日韓併合が行なわれた時には、両班が全人口の50%まで達していた。
李氏朝鮮は、惨めな国だったが、日本統治が、活力をもたらした。
菓子文化は女たちが互いに自由にたずねあって、交流しなければ、発達することがなかった。
韓国では、女が自由に出歩くことができなかったので、女性のあいだの社交が、存在しなかった。
“韓流ドラマ“には、絶対でてこない、李朝時代の場面がある。
あの時代、既婚で、子を産んだ妻たちは、外出するときには、誇らしげに、チマチョゴリの胸を、大きくはだけて、両方の乳房を露出させていた。
李朝末期に、漢城(現在のソウル)を訪れた西洋人たちが、多くの写真を撮っている。
日本統治時代に入ってから、女性が乳房を、公衆の前で露出するのは、野蛮な慣習だとして、禁じてしまった。
それでも、日本で50年ほど前までは、若い母親が人前で乳房を見せて、赤児に授乳していることが、珍しくなかった。
恥ずかしいことではあるまい。
今日、韓国が、日本によって、伝統文化を奪われたといって、糾弾しているが、この美風を、禁じてしまったからだろうか・・・・・・