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牢獄のような身分制度の中で、成り上がってゆくチャンスをもっていたのは女だけだった

2020-07-01 03:15:43 | 韓国旅行

 
女性の貞操観念や性にたいする羞恥心は、男権社会の産物で女権社会においては、生命の本源である女の性は隠されるべきものでも恥じるものでもない。


売春を恥じないのは、韓国は家父長制の国であっても男権社会でないからである。
 
武士の兵法だった小笠原流が、婦女子の礼法、華道や茶道、良妻賢母という思想へひろがっていったように、日本では女性の躾は、武士の心得と表裏の関係にある。
武士社会において、男の卑怯と女のふしだらは死に値する罪だった。
 
だが、韓国は武家社会の歴史を持っていない。
両班は不労貴族で、平民(農・工・商)が男である必要はなく、層にいたっては、奴(男奴隷)は婢(女奴隷)の下位にあった。
韓国にはサムライどころか男さえいなかったのである。
 
牢獄のような身分制度の中で、成り上がってゆくチャンスをもっていたのは女だけだった。
官婢(妓生・医女・官女)でも、若くて美しければ王族や両班の寵愛をえて、賤しい身分や境遇から脱することができた。
 
戦国時代、男は腕と度胸でのしあがっていった。
韓国では、女が美貌とセックスで成り上がっていったのである。
そこに、韓国人が売春を恥じない理由がある。
セックスが、コリアン・ドリームを叶える手段だったのである。

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