左側が持ち込みエンジンに付いていたカム。

右側が国内初期のカムです。明らかにカム山の高さが違いますな~。
そんな事を考えながら組み上げて火がとりあえずは入りました。

バッフルをきちんと作らないとキャブの同調すら取るのも爆音すぎるので近所迷惑なんでとりあえず部品待ちです。


多少カムホルダーのボルトが違うようですが細かい揚げ足取りをして「ワシはすごいんだ~。」って自慢するのもイヤなのでそのまま進みます。


吸気のカムと排気の位置関係を記録しておきます。
ヘッドをはぐって確認。左側のヘッドは全く火が飛んだ気配がプラグからみて分かります。

吸気バルブには何かを噛んだまま腐食した感じ。


分解したエンジンに入っていた純正ピストン。いい感じにオイル上がりの兆候が残ってます。

ワイセコピストンを使ってボーリングするので引退していただきます。

最初に加工したスリーブは巣穴が多く使えずに入れ替えてからボーリングしました。

2気筒なんですが時間は4気筒なみにかかりました(汗)

ピストンを組んで行きます。

ピストンはワイセコです。

ガスケットの一部にオーリングを追加して組立。


テンショナは新品に交換します。古いのはもうカチカチでした。

ヘッドはシートカットと面研のみ実施。

ヘッドを組んでいきます。カムホルダーのボルトが色々使われていたのはヘッド側のネジが悪くなっていたのを長いネジを使ってとりあえずやってたみたいです。

余談ですけどGS400のテンショナはシール類でパーツリストに設定が無い物がありますが?

左側が純正で右がカタナ用。純正もNOKの品番があるので取り寄せ可能なようですが100個単位と言われたのでカタナ用で流用しました。

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