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映画の王様

映画のことなら何でも書く

ヤクルトVSDeNA(横浜スタジアム)

2022-09-11 22:38:29 | 名画と野球のコラボ

 天気が良かったので、横浜スタジアムまで足を伸ばして、久しぶりにプロ野球観戦。新設されたレフトウィング席で見た。見晴らしはよかったのだが、外階段に、すでにひび割れが多数あるのはどういうわけか。大丈夫なのか…。

 試合前に小沢仁志がセレモニアルピッチとして、DeNAの三浦大輔監督と一球勝負を行った。来春公開の映画『BAD CITY』という映画のプロモーションの一環なのだとか。

 そういえば小沢は、先日『野球部に花束を』のブローモーションとして、監督役の高嶋政宏とも一球勝負をやっていたなあ。

 肝心の試合の方は、DeNA大貫晋一、ヤクルト小川泰弘の投げ合いで投手戦となり、結局、小川が自ら放ったタイムリーヒットによる1点が決勝点となった。期待のヤクルト村上宗隆のホームランも出ず、残念ながらいま一つ盛り上がりに欠けた試合となった。


高嶋政宏と小沢仁志が神宮球場“ガチンコ一球対決”
https://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/1342941

『野球部に花束を』
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/3560dd8d66369ebe46a5c63a7b7770eb

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『海賊船』

2022-09-11 00:17:12 | 映画いろいろ

『海賊船』(51)(1990.8.24.)

 密輸船ばかりを狙う海賊船「千里丸」の船長・虎(三船敏郎)は「支那海の虎」と呼ばれていた。ある日、港に停泊していた千里丸に、海上保安隊の船だと勘違いした四人の子どもたちが無断で乗り込む。

 虎は子どもたちを海に落とそうと考えるが、彼らは自分たちを日本に連れて帰ってほしいと頼むのだった。無邪気な子どもたちによって乗組員たちは明るい心を取り戻していくが…。

 稲垣浩監督作で、三船が主演だというのに、参考資料が全くない。しかもフィルムの保存の悪さといったら…。いやいや、文句をいうのはよそう。寂しいが、これは今に始まったことではない。取りあえず、珍しい映画を見られただけでもよしとせねば。

 それにしても、三船だ! 決してうまい演技というわけではないのだが、そのカッコ良さ、存在感の大きさ、個性の強さ、そのどれもが、今の小さくなってしまった俳優たちには見当たらないものばかりだ。

 加えて、この映画は集団劇ということで、ほかのさまざまな俳優たちの若き日の姿も、同時に見ることができた。中でも、興味深かったのが、脇役時代の森繁久彌の姿であった。

 先日、図らずも『エノケンの天国と地獄』(54)を見て、ドダバタ喜劇が出来なくなったエノケン=榎本健一の悲劇を見た思いがしたのだが、それに比べて、現在の、余裕の塊のような、悠々自適の森繁の姿を見るにつけ、喜劇畑の人たちが、みんな森繁のようになりたいと思うのも至極当然なんだろうなあと思った。誰も好き好んで不幸になりたい人間などいないのだから…。

 ただ、受け手としては、自分の身ではないから勝手なものだが、どこかで、同じことをやり続ける、不器用だけれど偉大な表現者を見続けたいと思っているところがあるのだ。どちらかといえば、三船はこちら側の俳優なのかなという気もする。

 あらら、見た映画のことなんかちっとも書いてないけど、まあいいか。

【今の一言】この頃はまだインターネットがなかったので、古い映画を見た時に参考資料を探すのが大変だったのだ。そう考えると、今はいい時代になった。

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