『八月の狂詩曲』(91)の撮影後に行われた、かつてジャーナリストでもあった原田眞人監督の、黒澤明監督へのロングインタビューをまとめたもの。結構ざっくばらんな話も飛び出してなかなか面白かった。(1991.8.)
原田監督には『関ヶ原』(17)と『検察側の罪人』(18)の際に、インタビューをする機会を得たが、前者では『七人の侍』(54)の、後者では『悪い奴ほどよく眠る』(60)と『天国と地獄』(63)の影響についてを語ってくれた。
今回、この本を読み直してみて、恐らく、この時のインタビューが、その後の原田監督の映画作りに大きな影響を与えたのではないかと感じた。
【インタビュー】『関ヶ原』原田眞人監督
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/5fa6ad3450d7047f5187df905d858b83
【インタビュー】『検察側の罪人』原田眞人監督
https://blog.goo.ne.jp/tanar61/e/2f70a36c8c1ff0c251a5ba7989ca8cc2