稲畑産業より株主優待が届きました。

保有してまだ1年経っていませんが、500円分もらえるようです。

株を買うとき、株主優待を当てにしてはいないので、サプライズになりました。

クオカードは、山登りのおやつを買うときに使わせてもらっています。

稲畑産業は、電子部品や合成樹脂を扱う卸業社です。海外展開を精力的にやっているようで、今後の成長も期待できます。

話は変わりますが、12月に入って、保有する日本企業も70社を超えたので、銘柄の入れ替えや、株数の調整をしています。

退職まであと1年ちょっとになりましたので、予定通りの投資状況になってきました。

マレー沖海戦

12月8日の真珠湾攻撃は、この時期に話題になりますが、それと平行して行なわれたマレー作戦（イギリス領マレー方面に上陸し、マレー半島を縦断。シンガポールを陥落させた）と、12月10日のマレー沖海戦はあまり語られません。

戦後、アジア諸国の植民地独立の布石となった作戦なので世界史に与えたインパクトは大きいですね。

真珠湾攻撃より少し前の12月8日2時ころに上陸作戦が開始されました。

イギリス東洋艦隊は、これを撃滅するため、出撃します。

主力は、最新鋭の不沈戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」と巡洋戦艦「レパルス」でした。

迎え撃つ日本軍の戦艦は、建造してから30年の戦艦「金剛」「榛名」の2隻で、まともに撃ち合えばかないませんでした。

12月10日、日本海軍は、付近の飛行場から陸上攻撃機（陸上基地から飛び立って爆撃や雷撃をおこなう飛行機）による攻撃をしかけます。

そうしたら、なんと、それだけで「プリンス・オブ・ウェールズ」と「レパルス」を撃沈してしまったのでした。この戦いをマレー沖海戦と呼びます。

これにより、日本軍のマレー作戦は順調に進み、マレー半島から欧米勢力を駆逐することになったのです。

イギリス首相チャーチルは、のちの第二次世界大戦回顧録で、「大戦中、もっともショックをうけた出来事だった」と記しています。

『銃口』三浦綾子（小学館）

三浦綾子の最後の小説となった作品です。

主人公は、学校の先生になりたくて学校の先生になった心優しい青年です。

小学生のときの先生を敬愛し、幼いころから同級生だった女性と純愛しながら、治安維持法と戦争の渦に巻き込まれていく物語です。

子供を愛し、日本のために生きる子に育てているのに治安維持法に触れた疑いで逮捕されるなど、理不尽な扱いに耐えるしかない実情でした。その後、釈放されたものの、出兵し敗戦により満州からの脱出を試みます。

主人公は、三浦綾子らしい完全無欠に近い人格を目指す良い人ですが、過酷な状況の中で自分の弱さを発見して悩んでいきます。

最後には　弱さを認めて生きることが、ほんとうの強さなのでしょう。

たくさんの人たちの生き死にがありながら、最後は大団円となりました。

不条理にどう生きるか問われるところがカミュの『ペスト』などに通じるところがあると思いました。

オリジナルカレンダー【株主優待】

J－PWOER（日本電源開発）より、オリジナルカレンダーが届きました。

12枚つづりの豪華なカレンダーでした。

リビングの主力カレンダーに採用です。

J-POWERは、再生可能エネルギーや効率のよい火力発電などを主力に電源を開発していく会社です。

大手の電力会社が燃料高騰で苦しむ中、株価も上げて好調な経営を実現させているところはさすがですね。

今年のインフルエンザワクチンは痛い？

インフルエンザワクチンを打って貰いました。

針を刺したときは痛くなかったのですが、薬が注入されるとき、予想より痛みを強く感じました。

表情に出たのか「今年のヤツは、痛いのですよ」とドクターに言われました。

今年のヤツは、昨年までの3価から4価に替ったので、少し濃いのかもしれません。

『削り屋』上野歩（小学館文庫）

漫画のようなキャラクター設定のエンターテインメント小説。

いきなり不良同士のケンカシーンからはいるのだから。

しかし、普通の小説の枠からはみ出しているわけではないから、そのバランス感覚が漫画との一線を画しています。

主人公の性格がすがすがしく気持ちいいですが、悩んだり迷ったりするのは青春小説の常です。また、弱い者にやさしく、女に未練を持っていたり、それでいてさっぱりしているという気分の良い性格でした。

出てくる人間も、悪いヤツもいるけど、ある種の爽やかさを持っていて、すがすがしい空気感が全体を覆っています。

この作者を気に入ったので、少し追いかけてみたいと思います。

三つ子か、3兄弟か、キングギドラか？

コナラの幹が3本立っています。

同じような太さで、三つ子のようです。

しかし、下の方を見ると、1本に。

1本の幹から、3つの幹に別れて立っていました。

ということは、キングギドラ型ですね。

ヤブコウジ

クリスマスが近づくと、ヤブコウジの実も色づきます。

明治から大正にかけて、ヤブコウジブームがあり、四反の田畑を売って買う者 もいたとか。お上もヤブコウジの投機的売買を禁じたほどだったそうです。

『目的ドリブンの思考法』望月安迪（ディスカヴァー・トゥエンティワン）

目的を明確にして、目標を立て、手段を具体化するとうまく行くという、至極真っ当なことが書かれている本。

副題として「戦略コンサルタントが大事にしている」と頭につけてあるので、コンサルを頼むとこのようなことを教えてもらえるのでしょう。

書く手順ごとに細かく分類して丁寧に解説されていますが、50歳を過ぎてサラリーマン生活も終了しそうなわたしには当たり前のことでしかありませんでした。

具体例も上げて、わかりやすくしようという著者の意欲は買いますが、実際にどういう場面か朧気なのでピンときませんでした。

おそらく、30代くらいの係長クラスを読者に設定しているのだろうと思います。しかし、そのくらいの年齢で、この本を読む意欲がある人は、この程度のことは解っていると思うので、確認の意味で読むことになるでしょう。

仕事で生行き詰まったら、はじめに戻って目的を確認することでまた動き出しますよ。

新潟市に初雪

初雪が積もりました。

まだタイヤを冬用に交換していないクルマもいるようで、あちこちで渋滞が起きていましたが、事故無く帰宅できました。

気温も比較的高く、あまり滑りそうもありませんが、みなさん、慎重に運転していて助かりました。