エンブリオ（上）（帚木 蓬生 ）集英社文庫

娯楽作品に徹しているように読めるが、内容はかなりハードである。
胎児をとことん利用した超最先端医療に手を染めていく病院長の主人公。
胎児に対しては徹底して冷淡な彼だが、患者に対しては、やさしく思いやりがある２面性をもつキャラクターを読めるのが帚木 蓬生の小説の楽しいところである。
（上巻）なので、まだまだ、導入部だが、著者が医者だけあって、リアルすぎて怖い。
（下巻）も期待しています。

奇妙な味の物語（五木寛之）集英社文庫

エロくて、お下品なネタを、普通の読み物として昇華した作品集。
人間のもつダークサイドを暗いユーモアでギリギリ笑い転換したものである。
であるから、笑えるのだが、顔は引きつってしまうな。

靴を買った

いつも履いている靴がかなりくたびれてきたので新しい靴を買った。
靴底がはげかけて、それもすり切れてきたのでやむなしである。
膝も痛めてしまったし、底が厚めの靴をゲット。

トレッキングシューズも見てきたけど、そこそこの物は１万円以上してしまうなあ。

静かなるモノリス

旧赤谷駅跡の裏の辺りで発見したトマソン。
純粋な壁である。
ただの壁である。

モノリスサークル

角田山の灯台の近くにある水と土の芸術祭の参加作品らしい。
どっかのアニメに出てきそうな物体である。

膝を痛めてしまったか。

膝が痛いので、晴天の日曜日なのに大人しくしていることに。
プラモでも作ろうかと思ったけど、その前に部屋を片付けようと思ってチンタラ掃除をした。
本を読んだり昼寝をしたりと、膝の回復を最優先だね。
今度はちゃんとした靴を買ってから山へ登ることにしよう。

宝殊山

午後から晴れるという天気予報を信じて登ってきました。
この山は・・・最後の急降下と急上昇は・・・
なんとも想定外でした。
楽しめましたが、左の膝が痛くてしょうがない。
ちょっとやばいかも。

大型フィギュア発見

赤谷線サイクリングロードの入り口に、大型の少女フィギュアを発見した。
タイトルは「萌春」
辞書で調べたけど、造語らしい。

背中の勲章（吉村昭）新潮文庫

太平洋戦争の日本人捕虜第２号のお話。
第１号は、真珠湾特殊潜行艇のあの人で・・・
２号は、ドーリットル爆撃隊を積んだアメリカ機動部隊を発見した監視艇の乗組員だった。
捕虜としてアメリカでの生活を余儀なくされた主人公がたどった、捕虜の目から見た太平洋戦争が描かれていて、とても面白く読めた。

大漁

ブックオフの100円コーナーに帚木蓬生と吉村明の本がたくさんあったので、大漁にゲット。
1ヶ月にせいぜい2冊くらいしか読まないので、一冬分にはなるなあ。