むぎわら日記

日記兼用ブログです。
野山や街かどで見つけたもの、読書記録、模型のことなどを載せております。

『猫弁』大山淳子(講談社文庫)

2022年10月31日 | 読書
テレビドラマの原作のような話だなぁと思いながら読んでいたら、TBS・講談社ドラマ原作大賞受賞作 だったようです。
しょうも無い事件の数々がジグソーパズルのピースのように嵌まっていって、落ち着くところに落ち着く気持ちよさがあります。
登場人物も個性的で、小さな事件が所狭しと並んでいる構図は、安心感があるワクワク感で埋め尽くされているのです。
作り話には作り話の面白さがあると感じさせてくれるエンターテインメント小説のお手本のような本でした。

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新津美術館「黒井健絵本原画展」

2022年10月30日 | 日々の生活
新潟市出身のイラストレーター黒井健さんの絵本原画展です。
昨日からクリスマスまで行なわれています。
「ごんぎつね」「てぶくろを買いに」が有名です。
その他、ころわんシリーズや、宮沢賢治、あまんきみこ等の作家さんたちの絵も描かれています。

クリスマスまで開催ということで、サンタをモチーフにした作品もたくさん展示されていました。
雪国出身の画家らしく雪の表現が暖かいです。

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みかわきのこ園

2022年10月29日 | グルメ
毎年、恒例になったみかわきのこ園にきのこバーベキューを食べにいきました。
けっこうな人出で賑わっていましたが、バーベキューのスペースはこれでもかというくらい用意されているので、好きな席で楽しめます。
バターで焼いて食べましたが、毎年のことですので、手際がよくなってしまっていて、サッサ、サッサと食べ終わってしまいました。
焼けているかどうかおっかなびっくり食べていた頃の楽しさがなくなっちゃったなぁ。

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大蔵山2022秋

2022年10月28日 | アウトドア
3日以上晴れが続いたので、ヤマビルがいる大蔵山に登ってきました。
駐車場の前ではお猿さんたちが遊んでいました。
駐車場から林道を歩いて登山口へ。
登山口は丸木橋を渡ったところにあります。
2合目を過ぎるまで杉林の中のつづら折りの道を上っていきます。
2合目を過ぎると、ブナの林が現れます。
4合目。
標高が上がっていくと段々黄葉していきます。
隣の山も赤くなっていますね。
頂上が近づいてくると、雪の重みで曲がりくねった樹木が多くなってきます。
頂上は、360度見渡せる眺望があります。


↓いつも登っている菩提寺山と高立山が手前に、奥に角田山と弥彦山があります。見下ろしてしまうくらい標高差がありました。

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マムシグサの実が色づいてきました。

2022年10月27日 | 小さな自然
マムシグサとは、恐ろしげな名前ですが、全身に毒がある怖い草でもあります。
実には、シュウ酸カルシウムの針状結晶が含まれていて、これもまた痛そうな名前ではありますが、口に入れてしまうとほんとうに舌に針が刺さったように痛いらしいです。


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ちょっとまばらに咲くミゾソバ

2022年10月26日 | 小さな自然
素朴で好きな花の一つです。
近い種類にサクラタデなどがあり、小さくてもキレイな形をしています。

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『不死身の特攻兵』鴻上尚史 (講談社現代新書)

2022年10月25日 | 読書
時は太平洋戦争末期、特攻機に搭乗し9回出撃し9回生還した男がいました。
現代では、上司が帰らないと帰れないとか、会社の飲み会が断れないとか、脆弱な精神の人間がいますが、この男は、あの太平洋戦争中の陸軍で、特攻せよという命令に背き、爆弾を投下して帰ってくること9回、ついに生き延びて、92歳の生涯を全うしました。
しかも、その父がまたすごい。なんと日露戦争時の白襷隊(しろだすきたい)の生き残りだったのです。
父の「人間、そうそう簡単には死なん」という言葉が力になったと語ったと言います。
親子そろって不死身の人生です。
どうして生きていたのですかという問いに、寿命だからと答えるところもすごいです。

そういうすごい男へのインタビューと後半は特攻を命令する側・命令される側の両方から見た考察で構成されています。
命令する側とされる側の認識の違いを浮き彫りにして、特攻の真実にせまります。

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アケビの実

2022年10月24日 | 小さな自然
アケビの実がなっていました。
高くて手が届かない。
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『フランス人は「老い」を愛する』賀来弓月(文響社)

2022年10月23日 | 読書
60歳からを楽しむ生き方のサブラトルです。
著者は外交官で、主にヨーロッパ勤めが長く、定年後、フランスでボランティアで高齢者の世話をしていたという経歴でした。
そのときに、出会った素晴らしいフランスの老人たちから学んだことが書かれています。
フランスでは修道院が大きな力になっていて、宗教の力が公共の福祉に大いに役立っているところが日本とは違うなと思いました。
書いてあることは、日本人でも前向きな人は思ったり感じたりすることだけど、この手の本の構成として、ステテオタイプの困った日本の老人と比較されているところが鼻につきますので、気になる人にはお勧めしません。まあ、こんな本を読むくらいの年になれば、その程度のことは笑って許せるでしょう。

年を取っただけ、精神も成長しているし、経験も積んでいるので、前向きな老人なら、もっと楽しみながら老いを生きることができるでしょう。
わたしには少し早すぎる本でしたが、ここに書かれていることを忘れないように人生の後半を生きられたらなと思いました。

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菩提寺山2022秋

2022年10月22日 | アウトドア
秋も深まり、白鳥もたくさん見られるようになりました。
冬の気配も少しずつ感じられます。
午後から天気が崩れる予報だったので、午前中にサッと登ってきました。
先週の山行では、ドングリの落ちる音がよく聞こえていたのですが、今日はあまり聞こえません。
足元を見るとたくさん落ちていましたので、もう良いところ、落ちてしまったのかもしれません。
丸っこいクヌギのドングリもたくさん落ちていて、今年はドングリが豊作なのかな?
頂上まで行くと一人もいないなんて珍しい。
五頭山の上の方もかなり赤くなって見えました。
ムラサキシキブも色づいていて一週間で完全に紫になりましたね。
アケビの実もなっていましたので、もう秋も後半です。

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