goo blog サービス終了のお知らせ 

むぎわら日記

自然、読書、模型のことなど

はてなブログ(新)
https://kanabunkg.hatenablog.jp/

春霞の中「霞(かすみ)」をつくる(1)

2025年05月06日 | プラモデル
季節の駆逐艦シリーズということで、「霞」をつくります。
「霞」は、朝潮型駆逐艦9番艦で、太平洋戦争前半は北方で活躍、後半はレイテ沖海戦を生き残り、圧倒的不利の中、礼号作戦(旗艦)、北号作戦などを成功に導いています。
しかし、武運もそこまで。
戦艦大和とともに沖縄に向かい沈没しています。

キットの中を見ると、部品がギッシリ入っていて、細かく分割されています。
先に作った「桜」は小さなランナー2枚で済んでいたのに、この多さは何?

手間がかかりそうですが、作業を進めていきたいと思います。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

【絶望キット】マケットのT-60が形になりそう(1)

2025年04月26日 | プラモデル
このプラモデルの箱を開ける者は、絶望するだろうと思われるほど、呪いのキットであるマケットのT-60です。
20年くらい前、ソ連やポーランド、ウクライナなど東欧諸国がプラモデル界に参入し、日本では人気がない珍しい車両を発売して、日本の1部の戦車ファンから歓迎された時期がありました。
しかし、それは、開けてはならないパンドラの箱だったのです。
日本の製品とは違い、部品の合いは悪いわ(2~3㎜の隙間は当たり前)、説明書に間違いが多いわ、間違いがなくてもよくわからないわ、とにかく、初めから自分で削りだして作った方が楽と言われるくらい手間がかかるものが多かったのです。
しかし、手がかかる子ほど可愛いというのもありまして、パパ世代には可愛がられ、あちこちで、完成品を見せ合い苦労自慢をするのが叔父様たちの楽しみでもありました。
が、このマケット社のT-60はそれに輪をかけた難物だったのです。
まず酷いと思ったのが 履帯です。この部品はマケット社のオリジナル。
これで作り気力がそがれました。
履帯の別売りは高価なメタル製しかなく、このキットに倍の値段の履帯を履かせるくらいなら作らない方がマシでしょう。
そして、他の部品も、プラスチックの質感が違うのです。
アエロプラストのキットのランナーが入っていましたが、二組のはずが一組だけ。砲塔と車体の基礎部分だけアエロプラストのキットから流用。
フェンダー、足回り、工具箱、履帯は、マケットのオリジナルの部品で、履帯並みにやる気がない作りです。
そして、転輪には、アランホビーのSU-76Mの足回りのパーツが入ってました。
つまり、3つのキットから部品をかき集めるようにひと箱に入れているのです。
バキュームフォームで作られたとみられる増加装甲の部品や、金網用のナイロンパーツなどもついていましたが使い物になりそうにありませんでした。
いや、これは、ちょっと、完成させるの無理っぽいと思っていたのですが、中古展で、怪しげな履帯パーツが300円で売られているのを発見。どこの国のものかわからず中身を見られないのが怖いですが、低価格なので思い切って購入。これがけっこう使えたので、やる気を起こして組み立てました。
転輪が厚すぎるので削ったり、けっこう手間がかかりましたが、なんとかここまで来ました。
実車もポンコツ戦車なので、ポンコツでもいいかなぁと思います。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

開花を待ちながら「桜」を作る(完成)

2025年04月06日 | プラモデル

本日、新潟市のソメイヨシノの開花宣言が出されました。平年より2日早いそうです。見ごろは来週末くらいでしょうか。
なんとか、作成が、間に合いました。

小型、低速、軽武装、低コストだけど、使いやすい駆逐艦です。
大型、高速、重武装の駆逐艦を目指していた日本ですが、こちらの方が正解だったようです。
「初春」→「春風」→「桜」ときましたが、次は何を作ろうかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

開花を待ちながら「桜」を作る(1)

2025年04月03日 | プラモデル
桜の開花を待ちながら、駆逐艦「桜」を作ります。
「桜」は、松型駆逐艦の13番艦になります。
松型駆逐艦は、皆、植物の名前が付けられていて、32隻(橘型含む)作られました。
それまでの標準的な駆逐艦より、武装は5割減、速力は2割減と性能を低下させていますが、小型で量産向き、戦時急造艦として重宝されました。なんと言っても、対空兵装と対潜水艦兵器は、それまでの駆逐艦を上回り、現場のニーズにあった性能を持っていました。
弱いけど使いやすい駆逐艦として、活躍しています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三号戦車H型(追悼作成)完成

2025年04月02日 | プラモデル
小野さん、完成しましたよ。
バランスが取れ、かつ余裕がある設計、中の人間が操作しやすそうなレイアウトなど、三号戦車の魅力が伝わってくるキットです。
30年前、購入からやっと完成。
ご冥福をお祈りしますといきたいところですが、ここは、最新の量子物理学に則って、「ゼロポイントフィールドで会いましょう」としておきましょう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三号戦車H型(追悼作成)その2

2025年03月29日 | プラモデル
細かい修正と、細い部品の取り付け、ドライブラシ、金属表現など施しました。
あまり変わっていませんが、泥やほこりを加えて完成させます。

ドラゴンAFV黎明期のキットとは言え、出来の良さには驚かされます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

三号戦車H型(追悼作成)その1

2025年03月23日 | プラモデル
田舎の片隅にひっそりと存在していた模型店の店主が亡くなったと風の噂で知りました。
昔は、タバコ・雑貨屋も兼ねていて、その奥にプラモデルが売られていました。30年以上前になりますが、そこで買ったのがこのキットです。
そのとき、店長さんに「三号戦車を買ってくれる人がいるとは感激です」と言われました。
当時、戦車模型は下火で、新しいモデルもほとんど発売されていない状態がつづいていたところ、外国の新興メーカーが精力的に発売を開始した時期です。しかし、一部のマニアしか購入せず、片田舎ではその人口もほとんど無かったのでしょう。
このキットは、ドラゴンモデルズ社製で、当時、香港の新興メーカー。今でこそ、世界を代表するプラモメーカーとなりましたが、そのころは、まだ駆け出しで、国産と比べると品質もよいものではありませんでした。
このキットを完成させて、また遊びに行こうなどと友人と語っていたこともあるのですが、訃報を聞いて時の流れは待ってくれないことを痛感したところです。
途中まで作っていたキットを急遽完成させることにしました。

ドラゴンのこのころのキットは、デカールを水につけると細かく砕けてしまうことがあるので、恐る恐るやってみましたが、やはり砕けて使えませんでしたので、タミヤのあまりデカールを流用しました。

まだ、基本塗装を塗っただけですが、黄砂がやってきたので、少し休みです。
三号戦車H型の主砲は短砲身の50㎜砲。ヒトラーはすべて長砲身にするよう命じたらしいのですが、現場の数を揃えるため、短砲身を装備しており、あとで怒られた逸話があります。
少し短めに見える50㎜砲が可愛らしい車両です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春風に吹かれながら「春風」を作る(完成)

2025年03月12日 | プラモデル
今日は、4月並の暖かさ。風も穏やかで海も凪いでいます。
そんな中、1/700春風の洋上モデルが完成しました。
心配していたエネメル溶剤も割れも無く、これから安心してピットロード社の製品を作ることができます。

老兵ながら、太平洋戦争を生き残った高速駆逐艦です。
低いシルエットながら、波を切るための艦首が大きく、スピードを重視していたかがわかります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春風に吹かれながら「春風」を作る(2)

2025年03月06日 | プラモデル
部品を全部取り付け終了しました。
あとは、エナメルでウォッシングして、色調を整えて完成といきたいところです。
しかし、ピットロード社製のモデルで、エナメルを使うとプラが割れ、細かい部品がポロポロとれ、苦労させられたことがありました。
大丈夫だろうかと、ネットで検索しましたが、そのような記事が無く取り越し苦労かもしれません。
晴れたら、窓を開け春風を入れて換気をしながら、作業をしたいと思います。
こうしてみると、無理がない設計の艦影は、美しいです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12隻の駆逐艦を建造する野望を持ってしまった。

2025年03月02日 | プラモデル
2月に『初春』のプラモデルと完成させてから、調子に乗って3月には『春風』を作っています。
4月に『桜』を作り、5月は『五月雨』かと思いましたが、五月雨は梅雨の雨のことなので6月にでしょうね。
5月は『若葉』かな。
とか考えていたら、1年で12隻の駆逐艦を作りたくなりました。
旧日本海軍の駆逐艦の名前は、風流で、季節や気象現象、植物などの名前が付けられています。
月々に季節に対応した艦名のプラモデルを作っていくと、1年で12隻が完成するはずですし、12隻を並べると壮観かなぁと思います。
途中で飽きるかもしれませんし、対応する艦がない月があるかもしれませんが、今年の野望としては面白そうです。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする