梅雨も後半に入ってジメジメ蒸し暑い日が続き、山の中はキノコがのこのこ生えてきています。
↑スポンジ状のおいしそうなノウタケ。
まだ若いのできれいな形をしています。
↓オオツルタケ
これは毒キノコ。食べると食中毒になります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/c9/e3fa14ad164cd2679666e4e35aa93ea5.jpg)
生えたばかりのキノコはキレイな形をしていて写真映えします。
葉の上をデジタルな動きでチョコチョコと動いていて、まるでハエトリグモのように見えました。クモにしては派手だなと思って、よく見てみると蛾の一種のようです。
オオナミモンマダラハマキと言う蛾です。
ハエトリグモに擬態しているとのことですが、自分が捕食者であったら、蛾よりハエトリグモの方を食べたい気がします。擬態と言うより、動きで天敵を避けているのかもしれません。しかし、それにしては色と良い、模様と良い、派手で目立っています。
真っ黒い虫がいたので、写真をグーグルの画像検索を掛けたら、一発でタマムシの一種だと判明しました。
角度を変えると色とりどりに変わっていく色彩をタマムシ色と言いますが、このタマムシは、真っ黒です。
タマムシにも真っすぐに筋の通ったやつもおるんやなぁ。
わたしの所有している図鑑には、シャガよりヒメシャガの方が大きく扱われていたのですが、近所で見かけるのはシャガがほとんどで、ヒメシャガは初見でした。
思っていたより、小さく可憐な花でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/61/85f38db3c3bf1b7c3030907421f2e2a0.jpg)
なるほど、こちらの方が山野草っぽい。
もう、そんな季節になったかな。
うちのマンションは川沿いにあるので、そこから湧いたものだと思われます。
羽の色から、亜成虫というヤツでしょう。
カゲロウは、成虫になる前に、幼虫と成虫の間の亜成虫という形態をとります。
羽の透明度が低いのが特徴とのこと。
ジョウカイボンの一種で、主に肉食らしい。
漢字で書くと「浄海坊」で、平清盛のこと。
平清盛は、この虫に刺され高熱を出して死去したという誤解をもとに名前が付けられたという説がありますが、そんな毒を持っていないようです。
あまり、存在感のない虫なので、名前だけ誤解されて派手になっちゃったみたいです。