田んぼの畔などに良く咲いていますが、河川敷公園でも見かけます。

これが咲き始めると、本格的な梅雨の始まりです。

実は、巻いていないネジバナを見つけたことがあり、写真を撮ったけどピンボケで、それ以来、探してもみつけられないでいます。

公園の紫陽花が見ごろになってきました。
咲きかけも味があります。

紫陽花の花の色は、土壌のPHによって変わり、赤ならアルカリ性、青なら酸性だそうで、天然のリトマス試験紙みたいおもしろいですね。
日本は雨が多く、ほとんどの土壌が酸性に傾きやすいと言われており、何もしなければ赤系統のあじさいは珍しいと考えられます。
派手な黄色ですが、それでいて上品に見えるのは、丸く控えめな花弁につつましさが感じられるからでしょうか。
都草の都が京を差すのか差さぬのか。
戦国の昔、大阪城の周辺にも咲いていて、淀君が愛したので淀君草とも呼ばれているようです。
家の隣の公園に咲き始めたと思ったら、草刈部隊に刈られてしまい、また再生して、咲き誇っています。

雨上がりにモンキチョウもやってきて蜜を吸ってますね。

真上から見ると、円を描くように花が配置されていることがわかります。
見れば見るほど、味わい深い花です。
梅雨に入って、エゴの木の花も落ちはじめました。
花ごと落ちるところは、ツバキに似ています。
エゴの木の花の花びらは5枚のものが多いのですが、たまに4枚のものも見かけます。6枚の花が落ちていたので写真に撮りました。
前に幸運のドクダミの花(花びらが普通4枚だけど、幸運のドクダミは5枚)の話題をラジオで聞いていたので、これは縁起がよいかも! と思ったのです。
四葉のクローバーとか、普通より少し多めというのは、縁起が良いのでしょう。
奇妙なキノコ? が生えていました。
ホソツクシタケのようです。
ホソツクシタケは、朴の木の果実に生えるおかしなキノコ。
他にブナの実に生える近似種もいるらしい。
地上に落ちた実に、選択的に生える生物がいるとは、自然の神秘です。

生長するとだんだん下の方から黒くなっていくことがわかります。
もちろん、食べられません。と言うか食べたいと思いません。
昨日の散歩道、草むらから頭を出して、じっと動かないカルガモを見つけました。
季節からして、巣があるのかしらん?
確かめたかったけど、脅かすのも悪いので、そっと立ち去りました。
そのうち、親鳥の後をついてあるく雛たちのかわいらしい姿を見ることができるかもしれません。(注:ダジャレの意志はありません)
夕方には雨が上がり、涼しい西風に誘われて、散歩に出ると、シモツケの花が咲き始めていました。
シモツケの花を見るといつも思うのは、シモツケマルハナバチの幼虫に会いたいです。
美しいのだから仕方がありません。