むぎわら日記

日記兼用ブログです。
野山や街かどで見つけたもの、読書記録、模型のことなどを載せております。

2021年配当金総括

2021年12月31日 | 投資・節約
2021年の株式市場も閉まりましたね。
先進国でコロナワクチンの接種が進み、企業の経営も回復してきました。
株価は米国で大きく上がり、日本の上げは小さくほぼ横ばいの状態でした。
それでも割高感が強く買いにくい相場でした。
債権は、利回りがやや上がり傾向で、米国のインフレの影響で金融引き締めがありそうということで値を下げてきました。

その中で、割安感がある日本株と、利率が上がった時を狙って米国債権を中心に買いました。

12/31現在のポートフォリオです。
米国株式の割合が大きくなっていますが、値上り分の含み益です。投資額は日本株の方が少し多いのですが、大きく膨らんでしまってます。
0%とあるのは、0.5%未満を所有しているものです。
もう少し新興国がほしいですが、配当金の利率が低く不安定なので投資しにくいですね。

所有している日本企業数は54社まで来ました。目標の65~70社まであと11~16社となりました。

2021年の配当金は以下のようになりました。

円建資産より  190,776円
ドル建資産より 317,788円(2765.08ドル×115円)
合計      508,564円

50万円を超えることができました。
2023年度末まで60万円を超えることが目標でしたが、達成が見えてきました。

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2021年に読んだ本より名著10選

2021年12月29日 | 読書
今年は82冊ほど読みましたので、その中から心に残った10冊をご紹介します。

まずは、歴史もの3点です。

サピエンス全史(ユヴァル・ノア・ハラリ)河出書房新社
7万年前、ホモサピエンスが新しい言葉を手にいれた認知革命以後、原子力や遺伝子操作、情報工学の発達によりホモサピエンス以上に進化しようとしている現代までの長大な歴史。

日本人のための第一次世界大戦史(板谷 敏彦)角川ソフィア文庫
銀行マンの視点から、第一次世界大戦の真相にするどく切り込む。
戦線の勝敗は、そこへつづく線路の数で決まっていた。

まほろばの疾風(熊谷達也)集英社文庫
蝦夷(えみし)へ押し寄せる大和朝廷の侵略に対して、抵抗するアテルイ。
大和の英雄、坂上田村麻呂の調略により出現で追い込まれていく。
その戦いは、稲作文化の大和朝廷が、狩猟文化の蝦夷の民を同化する過程で起こったものであった。

次は、ノンフィクションを4点ご紹介します。

ルワンダ中央銀行の総裁日記(服部正也)中公新書
1965年、極貧のアフリカの小国ルワンダに恒常的赤字に悩む中央銀行総裁として赴任した日本銀行マンが、アフリカの優等生と言われるまで立て直すの苦闘の日々。

道迷い遭難(羽根田 治)ヤマケイ文庫 

なぜ人は道に迷ってしまうのか。赤いテープを目印にしたはずなのに、踏み跡を辿ったはずなのに、慣れていたはずなのに人は道に迷います。
そして、迷ってしまうと、十二分に分かっているはずなのに間違った行動をしてしまうのです。

浮浪児1945-(石井 光太)新潮社
5年の歳月をかけて、保護施設の関係者や元浮浪児たちを取材したドキュメント。浮浪児たちの生活や、そのつどの決断がその後の人生にどう影響していったのか。浮浪児たちには愛されて育った過去があったから芯の強さがあったと証言する施設の職員の言葉が心に残った。

おもかげ復元師(笹原 留似子)ポプラ文庫
死者の体は崩れていく。気持ちよい別れをするためには、それを復元し綺麗にして遺族にみせる復元師が不可欠だ。
著者が体験した数多くの事例の中から、感慨深い別れの瞬間が紹介されている。
後半は東日本大震災のときのエピソードが中心となる。

次は、小説を3点紹介します。

塩狩峠(三浦 綾子)新潮文庫

言わずと知れた名作。
主人公がとにかくよい人で、まっすぐで正直で愛情深い。ここまで良い人だと胡散臭さも吹き飛んでしまうほどだった。
愛とは与えることを体現した話だ。

告知(久坂部 羊)幻冬舎文庫
医者である作者が13年間の在宅介護医療で働いた経験をもとにつづった人間模様。回復不可能な患者たちとその家族が見せる人間性にはいろいろと考えさせられるものがある。作者はブラックユーモアが得意のエンターテインメントをたくさん書いているけど、これにはそれが少ししかない。

土の中の子供(中村 文則)新潮文庫
芥川賞受賞作。
親に虐待され土の中に埋められた記憶を持つ主人公の底辺の生活を描く。
この人が書く人物像は、どん底の絶望の中で無気力に生きているように見えて、心の奥底では生命の熾火がチロチロと燃えているようなところが魅力的だ。

他に宮本輝の流転の海シリーズもすばらしかったのですが、9冊もあるので除外しました。あと1冊で読み終わるので、そのときご紹介します。


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仕事納め

2021年12月28日 | グルメ
仕事納め。
コロナウイルスの影響で忘年会もなしとなったので、豪華なお昼弁当です。
食べきれるかな~。

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『越後の冬』小川未明(青空文庫)

2021年12月26日 | 読書
父が出稼ぎに出て春まで戻らず、町へ出かけた母を一人待つ松男の子の話でした。
情景描写がキレイで越後の冬の静けさをよく再現していました。
それ自体が伏線になって、最後の怪談の落ちに繋がってました。
怪談だと解らずに読んでいたので、少し驚きました。
冬の怪談好短編。

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クリスマスケーキ

2021年12月25日 | 日々の生活
毎年、あかねちゃん(女房)は、大きなケーキを買ってくるのだが、今年は、二人で食べるのはさすがにきついのでやめるように言ったので、ショートケーキを買ってきてもらいました。
モンブランタルトです。
昨日の晩に食べるのが良いのでしょうが、お腹がいっぱいになったので、今朝の朝食でいただきました。

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メリクリ

2021年12月24日 | 日々の生活
今日は58回目の誕生日。
電気ひげ剃りの刃を買い換えました。

還暦まであと2年……。

体のあちこちにガタが来ているなぁ。
医者の世話になるほどじゃないけど。

コメント (2)
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冬も元気なキヅタ

2021年12月23日 | 小さな自然
高い木にも巻き付いて、元気に茂っています。
繁殖力が旺盛です。
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SDカードが届きました。

2021年12月22日 | 日々の生活
3枚目になります。
意外と役立つ場面のありますが、大抵は使うのを忘れていたりします。

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大分県宇佐市よりふるさと納税返礼品

2021年12月21日 | 投資・節約
宇佐産温州みかん5kgが届きました。
これで、みかんを切らすことなく年が越せます。
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『雪の華』伊藤 たかみ(ハルキ文庫)

2021年12月20日 | 読書
作者さんは芥川賞受賞作家ですが、途中まで気がつかずに読んでいました。受賞作である『8月の路上に捨てる』も読んだことがあるのにです。
この作品は文学作品よりラノベに近いノリだったので、気がつきませんでしたが、凝った比喩などがおもしろいなと思って読んでましたので、文章はうまいのでしょうね。
共感覚をモチーフに恋愛ファンタジーミステリーと言ったところでしょうか。
匂いを形としてみることができる共感覚を持つ主人公が女友達の事故死の真相を追っていくストーリーとなります。
あまり緊迫感がなく、どちらかと言えば雰囲気を楽しむ小説でしょう。
『8月の路上に捨てる』もそうでしたが、なんとなくいい雰囲気の風景を文章で描くことができる作家さんです。
好きな人は好きになるタイプだと思います。


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