むぎわら日記

日記兼用ブログです。
野山や街かどで見つけたもの、読書記録、模型のことなどを載せております。

『モテる構造 ──男と女の社会学 』山田昌弘(ちくま新書)

2023年12月03日 | 日々の生活
最近、ジェンダー問題というと、発言に気をつけねばらない。
とはいえ、現状の認識を正しくしないと、良い方向へは進まないでしょう。
この本は、男であることと女であることによって生ずるメリット・デメリットを社会学の方向から整理したものです。
男の体で女の心を持っていたり、その逆もしかりだし、女らしい男、男らしい女もいらっしゃるわけであるが、それはともかく、現状では社会がどのようになっているか把握することから始めるのが効率よい考え方だと思います。
男女のアイデンティティーの確立する構造の違いから、なるほどと思うこともありました。
男は、仕事ができる=もてる ですが、女は、仕事ができる≠もてる であり、
女は、仕事をできるようになろうとすると、もてるために他の部分も磨かないといけないため、労力がかかってしまいます。
しかし、男は、仕事ができないともてない。つまり、仕事ができるできないでもてるもてないが2極化するのですが、女は、仕事ができなくても容姿がよかったり、若かったり、家庭的であったりすれば、もてるのです。つまり、女は仕事ができてもてるのはたいへんだが、他の道も用意されている社会に生きていると言えます。
例外はたくさんあるとは思いますが、社会的事実を認識することにより、よりよい社会を作っていけると思うのです。


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メルカリ11月の売上

2023年12月01日 | 投資・節約
メルカリの11月の売り上げは93,908円でした。
朝に窓辺で撮影してアップしていたのですが、日も短くなり冬型の気圧配置が多くて、平日の撮影はほぼできない状態になりました。
それに従って、新しいもののアップがほとんどできなかった割には売り上げが伸びました。梱包数は26だったので単品価格が高くついています。
12月はボーナス月ですから、期待できるか?
それとも、年末年始に出費がかさむので、買え控えで売り上げが伸び悩むのか?
いろいろアップして試してみたいと思います。
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『8割の人は自分の声が嫌い』山崎広子(角川SSC新書)

2023年11月30日 | 読書
録音した自分の声を聴くと変だ、という人が多いように思います。わたしもその一人で、自分の声を聴かないように気をつけて生きてきました。
なぜ、自分の声が変に聞こえるのか?
自分の声は空気の他に骨伝導もしているので、実際に空気を伝わる声とは違うため、違う人のように聞こえるという理屈はわかるのですが、それ以上に変な声で不快に感じてしまうのはなぜでしょう。
著者が言うには、声には自分が周りに合わせようとする演出された自分自身がよく出ていて、自分の嫌な部分も多々含まれているため、それを聴くと不快に感じるそうです。
指摘されると、確かにそうかもしれません。自分の声を聴くと、自分の嫌な部分が拡張されて意識されていることに気が付きます。
そんな声のまま生きていけば、自分の嫌な部分を宣伝して歩いているようなものです。
さて、では、どうすればいいのか?
著者が言うには、自分の声を録音して、聞くことからはじめて、だんだん、自分の声が納得できるような声になるまで、繰り返すのだそうです。かなりハードルが高いトレーニングです。しかも単純明快(笑)。
そうすることによって、飾らないほんとうの自分の声を出すことができるのだそうです。
実際にそうなると、人生が良い方向へ向かうことがおおいようで、やってみる価値はあるかもしれません。

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北海道白糠町より「レトルト鹿肉三昧」が届きました。

2023年11月29日 | 投資・節約
ふるさと納税返礼品となります。
変わったものを食べたくなったので、ジビエを注文しました。
生肉だとハードルが高い気がしたので、手軽にレトルトにしてみました。
ジビエは、おいしく品種改良してあるわけではないので、このくらいでちょうどいいかもです。

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『菊と刀』ベネディクト (光文社古典新訳文庫)

2023年11月27日 | 読書
太平洋戦争末期から終戦後にかけて、日本に勝ち統治するために、日本人を民俗学の視点から研究した本となります。
日本の書籍や、日本人捕虜の尋問、日系人からの聞き取り調査など、日本を訪れずに調べつくしたため、返って客観的な視点となっています。外から見た日本人を理解するためにアメリカ人向けに書かれた書籍です。
アメリカ人が罪を意識するのに対し、日本人は恥を意識するとか、なるほどと思うことが書かれていて驚かされました。
日本人がアメリカ軍を歓迎ムードで迎え入れ、地下活動やゲリラとして統治をじゃましなかったわけなど、興味深く読めました。

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クリスマスカラーのヤブコウジ

2023年11月26日 | 小さな自然
ヤブコウジの実が赤くなると、クリスマス商品が並びますね。
あと1ヶ月でクリスマスも過ぎます。
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『細雪(上中下)』谷崎潤一郎(kindle版)

2023年11月25日 | 読書
日本の昔の旧家の暮らしを描いているようで、谷崎潤一郎の他の作品(『春琴抄』『卍』など)と比べ、題材が刺激的ではなく退屈しながら読んでいました。
そのうち、あることに気が付きました。

この小説は、恋愛小説に対するお見合い小説なんじゃない?

その視点で読み始めたら、おもしろくて最後まで読み切れました。

日本では、古いタイプのお見合い文化は廃れたように感じますが、昔の人は、こんなにもいろいろ考えてお見合いをしていたのだなと感心しました。

昨今、若者の結婚離れが指摘されていますが、このくらい周りが結婚に対して真剣になれば解消しそうな感じがします。
自由も良いですが、自由になればなるほど、個人の責任が重くなっていって、うごけなくなる若者も多くなっていくのでしょう。

現代に生きる人が読めば、いろいろ考えさせられる内容だと思いました。

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サルトリイバラの実

2023年11月24日 | 小さな自然
サルトリイバラの真っ赤な実がなっていました。
放射線状に花が付き、実もやっぱり放射線状になります。

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『猫弁と少女探偵』大山淳子(講談社文庫)

2023年11月23日 | 読書
4冊目の猫弁シリーズになります。
前の3冊は、複雑な事件をうまく綺麗に解決してめでたしめでたしとなった読後感だったのですが、4冊目は、まだ散らかった部分があるような印象を受けました。
アマゾンのレビューを読むと、次の5冊目で完結の予定だったようで、5冊目につながる複線などが回収されていないらしいのです。
なるほど、1~3冊目に活躍したキャラクターが続々と関わってくると思っていましたが、そういうわけだったのですね。
しかしながら、相変わらずスラスラ読めるし、基本的に根っからの悪人が出てこないので、読後感も爽やかです。
内容を忘れないうちに次の巻を読んだ方がよさそうです。

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菩提寺山2023小雪

2023年11月22日 | アウトドア
暖かい日なのでフユシャクが舞うのを見られるかなと思って行ってきましたが、姿は見えず。まだ早かったかなと思いました。
紅葉も終わりかけ、山も静かになりました。
頂上では、楓の紅葉が見られました。
飯豊山は、真っ白です。標高1000mを超えると積雪、標高500mくらいまでは落葉していました。
雷山の宣伝ポスター。
熊が多くいる山なので、今年は危険かな?
帰りは少し違う道を通りましたが、道の脇に、滾々と湧き出している泉を発見。
洗面器ほどの広さですが、そのまま小川となって流れ下っていました。
10分くらい下ると、砂防ダムとなっていました。
小さな泉も土石流の危険をはらんでいるのですね。

昆虫はほとんど見られず。
晩秋の山によくいるキチョウが舞っているくらいでした。


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