「テレビ」と「平和」と「憲法」のblog

元ワイドショープロデューサー仲築間 卓蔵(なかつくま・たくぞう)のブログ

「安倍国葬やめろ!」の声は 広がり続けています

2022-09-23 19:46:34 | Weblog
▼ 自民党からも
朝日新聞(9月22日)の川柳欄にこんな句が載っていました。「自民にも骨のある人おるんやな」(岐阜県 清水朋文)
自民党のどなたかと思っていましたら、わかりました。かねてから「骨のある人」と注目していた村上誠一郎さんでした。村上さんは自民党所属の衆議院議員(12期)、自民党愛媛県連の会長、元行政改革担当大臣。9月21日、安倍元首相の国葬を欠席することを明らかにしましたよ。ついに自民党現職議員から、国葬欠席の声が上がりました。
村上議員のことば、「国民を代表する立法府の議員としてはこの際、国葬は欠席するしかないではありませんか」。いいですねえ。普通の言葉で普通にお話しなさっています。
▼ 23日の東京新聞一面。自民党内からも「国会決議を」「国会の関与必要」と
いうタイトルで “安倍晋三元首相の国葬に関し、国会の関与がないのはおかしいとの批判がやまない。岸田政権は国葬実施を内閣の一存で閣議決定したが、自民党内からも疑問の声が出ている。法律の専門家である衆院法制局と衆院憲法審査会事務局は、憲法の趣旨を踏まえ「国会関与が求められている」との見解を示しました。
27日国葬実施への批判は大きくなるばかりです。国葬中止!今からでも遅くはありません。60年安保に対する「7社共同宣言」の轍をふんではなりませんね。
▼ 27日は各地で「国葬中止!」の行動が展開されます。ぼくは14時、国会正門前にいきまーす。
▼ マスコミ各社に「国葬出席の説明を求めます」という意見書が出されました。ぼくも署名人の一人でした。注目していましたが欠席する社はゼロでした。
▼ ところがどっこい、朝日新聞と東京新聞が「社長の参列を断念」したそうです。各社横並びで、まるで60年安保のときの「7社宣言」の再現かと思わせられていましたが、ここでも「骨のある社おるんやな」。
後に続く社は・・・・。
▼ ぼくの住む鎌倉でも「国葬」撤回求めた意見書。鎌倉市議会が可決です。
意見書は「国葬に明確な法的根拠がない以上、国会で議論が尽くされるべき」「政府が国葬を国費で行うことは、一方的な評価、価値観を国民に強いることになる」と批判し、「国葬」撤回を求めていました。提出したのは16の市民団体の連名。提出日は8月26日。
結果は議長を除く市議25人中、日本共産党の3人を含む12人が賛成し、自民、公明両党の5人が反対。8人が退席。9月11日に可決されました。
ポイントは党派を超えた市議のみなさんが「ふらふらしている市議」にねばり強く説得したことです。その議員の感想は「8人が賛成に回っていれば可決できなかった」「まさに市民と市議のタックルで可能になりましたね」です。
鎌倉でも、市民とこころある市議さんたちの共同を実感できた一瞬です。
 ロシアでも市民が動き始めたようですね。秋から冬、おもしろくなりそうです
 。(仲)



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