「テレビ」と「平和」と「憲法」のblog

元ワイドショープロデューサー仲築間 卓蔵(なかつくま・たくぞう)のブログ

上野の森の”広島・長崎の「火」”をご存知ですか?

2011-07-08 23:01:23 | Weblog
 パンダで賑わう東京・上野動物園。
 戦時中(太平洋戦争)、多くの動物園の猛獣たちは殺されていきました。上野動物園も例外ではありませんでした。
 その上野動物園の隣。上野東照宮の一角に「広島・長崎の火」が灯されているモニュメントがあるのです。
 この「火」は、福岡県星野村(現在は八女市)から出征した一兵士山本達雄さんが、広島の焼け跡から持ち帰った「火」です。
 この「火」は、星野村に灯されました。いまも灯されつづけています。

 この「火」と、長崎の原爆瓦から採った「火」が、上野東照宮の「火」なのです。
 ことしは、この「火」が上野に灯されて20年になります。

 さらに、上野東照宮の近くには「時忘れじの塔」というのがあります。東京大空襲を忘れない碑です。
 碑には、「平和な時代へと時をつなげる心の目印」と記されています。
 上野の山は、平和の山なのですよ。

◆ 上野の「火」20年を記念してのイベントを紹介しましょう。
  題して 『上野の森に「広島・長崎の火」を灯しつづけて20年ーーーうたとトークでつづる きのう きょう 明日』
      「2011 非核・平和をうたうつどい」です。
  ちょっと長いタイトルですね。充実した中身のイベントですから、長いタイトルも理解されるのではないかとおもったりし
 ています。
  構成・演出は、不肖 私が担当です。「だったら行かない?」・・・そんなことを言わないでください。テンポのある内容
 ですから、感動してもらえると思っているのです(自画自賛)。

◆ 日時は 7月18日(月、祝日です)
      13時開場、13時30分開会。時間きっちりに開会します。
  場所は 日比谷公会堂です。暑い最中です。ゆっくりご来場ください。
◆ 参加費は おとな1000円
       こども 500円 です。

◆ 中身ですか?
  合唱構成「ぞうれっしゃがやってきた」で幕開けです。250人の合唱ですよ。60人は子どもたち。この子どもたちが
      いいんですよ。
   山本達雄さんの息子さんや、八女市長、プロボクシング・元日本ウエルター級チャンピオンの小林秀一さんなどの
  のトークをはさみながら
   カンタータ「この灯を永遠に」です。これは100人規模です。
      前述の、山本達雄さんが主人公のカンタータ(演奏会式オペラといっていいでしょうね)です。
  美空ひばりさんの名曲「一本の鉛筆」など、すばらしい女性コーラスもあるという贅沢なものなのです。
 
  きっと、あなたのこころに「火」が灯ることになるでしょう。かな?
  広島・長崎・・・そして福島。
  紹介し忘れました。被災地福島からのお話もあります。
  お忙しいとは思いますが、お越しいただければ うれしいのです。