4月の初め しばらくぶりにテアトル銀座に足をのばしたのですよ
「今宵 フィッツゼラルド劇場で」という作品を観るためです
閉局寸前のラジオ局が舞台です
なんとなく”アナログ”感に誘われたのです
さまざまな登場人物が テンポよく紹介されていきます
30分は経ったでしょうか 画面が突然真っ白になって 音声だけになったのです
「ラジオ局の話だから これも演出かな」と思ったりしました
が 音声だけの時間が長い
劇場関係者に(注意を促す意味で)手を叩きましたよ
やがて場内が明るくなり 若い男のひとが「電球が切れたようです ただいま連絡をとっていますから しばらくお待ちください」といいます
エレベーターの前に出て煙草を喫ったりして成り行きをみていました
どうやら 従業員は若い男のひとと女のひとの二人だけです
「電球を替えるのにどのくらいかかるの?」
「いま連絡しているところです」
どうやらこの小屋には替え球はないらしい
それでもお客は待っているんですね
「こりゃ当分だめだな」「払い戻しする?」
「そうします」
席に戻って「電球を替えるのに時間がかかりそうです」といった
狭い小屋なので全員(といっても20人ほどですが)に伝わりましたね
若い男のひとが何度目かにあらわれて
「この回の上映は中止いたします 払い戻しをいたします」
昔は 上映中にフイルムが燃えることがよくありましたね
電球が切れたなんて 初めての経験でしたよ
飛行機だったら燃料タンクが落ちた というところでしょうか
電車だったら ブレーキが効かなくなった というところでしょうか
替え球を用意してないのですね 電球は「切れないもの」となっているのでしょうかね
銀座二丁目
ホテル西洋のある建物
セゾングループ
「合理化」という名の人員削減
たかが電球とはいえ 「危機管理」のなさ
近くの喫茶店で珈琲を飲みながら笑っちゃいましたよ
でも 笑って済ませることではありません
笑いながら ゾッとしましたよ
テレビ 新聞 交通 食品・・・・憲法までも粗略に扱われている
被害を蒙るのはわたしたち。
粗略に扱おうとする「流れ」を止めなければなりません
安心して映画鑑賞もできなくなるのでは困ります
身近なところで 気が付いたところから軌道修正したいものです
と思った「今宵 フィッツゼラルド劇場で」でした。
「今宵 フィッツゼラルド劇場で」という作品を観るためです
閉局寸前のラジオ局が舞台です
なんとなく”アナログ”感に誘われたのです
さまざまな登場人物が テンポよく紹介されていきます
30分は経ったでしょうか 画面が突然真っ白になって 音声だけになったのです
「ラジオ局の話だから これも演出かな」と思ったりしました
が 音声だけの時間が長い
劇場関係者に(注意を促す意味で)手を叩きましたよ
やがて場内が明るくなり 若い男のひとが「電球が切れたようです ただいま連絡をとっていますから しばらくお待ちください」といいます
エレベーターの前に出て煙草を喫ったりして成り行きをみていました
どうやら 従業員は若い男のひとと女のひとの二人だけです
「電球を替えるのにどのくらいかかるの?」
「いま連絡しているところです」
どうやらこの小屋には替え球はないらしい
それでもお客は待っているんですね
「こりゃ当分だめだな」「払い戻しする?」
「そうします」
席に戻って「電球を替えるのに時間がかかりそうです」といった
狭い小屋なので全員(といっても20人ほどですが)に伝わりましたね
若い男のひとが何度目かにあらわれて
「この回の上映は中止いたします 払い戻しをいたします」
昔は 上映中にフイルムが燃えることがよくありましたね
電球が切れたなんて 初めての経験でしたよ
飛行機だったら燃料タンクが落ちた というところでしょうか
電車だったら ブレーキが効かなくなった というところでしょうか
替え球を用意してないのですね 電球は「切れないもの」となっているのでしょうかね
銀座二丁目
ホテル西洋のある建物
セゾングループ
「合理化」という名の人員削減
たかが電球とはいえ 「危機管理」のなさ
近くの喫茶店で珈琲を飲みながら笑っちゃいましたよ
でも 笑って済ませることではありません
笑いながら ゾッとしましたよ
テレビ 新聞 交通 食品・・・・憲法までも粗略に扱われている
被害を蒙るのはわたしたち。
粗略に扱おうとする「流れ」を止めなければなりません
安心して映画鑑賞もできなくなるのでは困ります
身近なところで 気が付いたところから軌道修正したいものです
と思った「今宵 フィッツゼラルド劇場で」でした。