一昨年より、はまっているのがシーカヤックである、以前より奄美では日本最大規模のシーカヤックマラソンが行われていることは知っていた（・・・最大とは知らなかった）。
それ以前は小さなモーターボートで釣をすることに夢中になっていた、その頃横をスイスイ漕いで行くシーカヤックを見ても、「なーんであんなダルイ事してるんだろう。一番小さな船外機の方がまだ速いのに？」程度でしかなかった。
それが今では、釣をしながら一緒に馬鹿にしていた友人がシーカヤック作りに夢中になり、私は漕ぎまわる事に夢中になっている。
共にそれぞれの船（モーターボート）を持っていたので、海に出て日常の生活環境から飛び出すことの心地よさは知っていたが、シーカヤックをはじめた今、もうエンジン付きの船には乗ることは無い、自分の力で漕ぎ、海の底に見える珊瑚を眺め、無人の浜辺に行き、小さな探検をする。またエンジンの音も無く、自然だけの波の音、小鳥の声・・・
それらは、ずーと太古より変わることなくそこに在ったのだろう。ただ私にそれを受け入れる器が無かっただけだと思い知らされる。
洒落た文はここまで。
もうひとつの理由は、リハビリに最高である、４０歳を越えた頃から朝起きるときに腰痛が出始めていた、体力的にも弱ってきているなーと感じているときにシーカヤックに出会った、今では腰まわりに筋肉が付き朝起きるのも快調である、潮風も体にいいのだろうこの時期の海に入ってもいたって健康である。介護保険は払っているが、なるべくそれを利用する時期を遅らせたい。
