どんよりとした空、貝殻細工の材料拾いにやって来ました和瀬。
海に向かって左側の岬の先には磯釣りポイントの離れ岩3つ。沖から岸に向かって順番に、和瀬の1番、2番、3番と言っていたと思う、昔2番の磯で釣りをしていて沖から来たうねりが岩の斜面を駆け上がり5~6mの高さから海に引き吊り込まれた思い出がある、その直前に数メートルのサメを見ていただけに恐ろしかった。
磯に転がる大きな岩を見ると石質の違うものが筋を造って挟まっている、黒っぽい岩の中に真っ白なライン、ステーキ肉の間に入る霜降(脂身)の様だ、地質に詳しくないので種類は解らないが長い年月をかけ海底で圧縮されて出来たのであろう、部分的には赤っぽい所もある。
それが砕けて小さな石となり、これまた長い年月かけて角を落とし綺麗な小石となって浜辺に散らばる、思い込みでこれは宝石の一種かも知れないなどと想像させる、それを海水で洗い表面に艶を与えて夕日に照らさせると綺麗な写真が撮れると考えた。が、あいにく今日はどんよりとした空。 残念でした。
21日の波乗り遊びをムービー編集してみました、漕ぎ好きの方々冬眠を前にテンション上げてください。スコフィツアヤハブラSSSサーフスキーのの滑走シーンありです。
ここ数年、そして今年と、奄美の経済の衰退が著しくなったように思う、日本全国の地方自治も同じ状況なのだろう、県本土であれば市外の市町村等へ職を探しに行くなどの対応が図りやすいだろうが地続きではない孤立した島ではその事にもかなりの負担と勇気が必要だ。
若者の姿は町から消え、最近では島に見切りをつける家庭も増えているようだ、それがより高齢化率に拍車をかける。
戦後アメリカに統治され、復帰後にその間の遅れを取り戻す為として奄振(奄美群島振興開発特別措置法)が適応されたそして今現在も延長されている、この間約54年で2兆51億円のお金が注ぎ込まれている、そのお金で確かに生活環境は向上もしたが大半は自然破壊のオンパレードであった、珊瑚を破壊して堤防や消波ブロック、必要以上な道路工事や砂防ダムなどなど・・・・・・
その奄振で今度は世界自然遺産にするための島造りをするのだと言う、今まで大枚を叩いて造り上げたものをまた大枚の税金を叩いて壊そうと言うのだろうか?。呆れるばかりだ。
私もその恩恵を受けて育った世代ではあるが島んちゅの魂(自然と共生した生き方)を忘れるなよといい続け結局はカネを追いかけていただけの結果となっている、まだ奄振の延長が認めていただけるのであれば今一度、島んちゅの魂呼び戻して後世まで心豊かな島造りを夢見て欲しいものだ。
ここんところ一生懸命漕ぐ事のなかったサーフスキー、荒れた海も漕いでない。自作のウェーブスキーみたいな舟にハマッテいる春山さんと、先日サーフスキーアヤハブラSSS2艇で喜界島まで漕いだ龍太郎に誘われ久々にリーフ際の波へ、期待したほどのベストコンディションではないが久しぶりの私にはちょうどこれくらいがイイ。
しばらくやってないとバランス忘れるんですねぇー、コケまくり、久しぶりで舟と体をつなぐリューシュコード忘れて来た、おかげで波に持っていかれた舟を取りに行くのに一苦労、忘れられていた筋肉達もビックリしてツリまくり、休憩を入れての3時間もうヘロヘロで終了、明日は全身痛いぞー。
カメラマンがそんな状態だったんで、船首に付けたビデオカメラの映像は1時間20分撮って使える映像ほとんど無し(さかさまの海中映像結構有り)、申し訳ない、数枚のデジカメショットでご勘弁。
もぉ細い舟はおじさんには無理のよう、せめて後数センチ45~46cmの幅は欲しい、たかが数センチされど数センチ、この違いは大きいぞー。