皆既日食騒ぎもやっと落ち着いた感じ、あまりにも皆既日食で盛り上がっていた奄美だけに、過ぎてしまえば妙に夏も終わったみたいな気分。
土日に休みが取りにくい私たちと同じ職種の龍太郎と一緒に昨日も漕ぎ遊び、大浜沖に白波の筋、サーフスキーを漕ぐとどうしてもこうゆう中を漕ぎたくなる、血が騒ぐ。
一時期は毎日のようにアタックしていたが、ここのところやってない、久々だからこれくらいの波からスタートしたほうがちょうどイイ。
よいしょ、よぃしょ、スイスイ、スイスイ
漕ぎ出す前に、あれだけ「泳げない、カヌー初めて、どうしょう。」
と言ってた奥さん、浜を離れた直ぐから
よいしょ、よぃしょ、スイスイ、スイスイ
旦那さんを振り向くことなくどんどん沖に向かう
大きな波が下をくぐっても、ニコニコ・スイスイ
波が横で崩れても、ニコニコ・スイスイ
旦那は後ろでは「オオーッ」「ウォーォ・・・」
結局帰りも旦那さんが前を漕ぐことはなかった。
「うわーぁ、たのしかったぁ」だって。
最近、こうゆう女性多い様な。
イイ感じのお二人でした。
雲がお日様隠したおかげで心地よい漕ぎ日和。
おーい田村、お前のところの職人、こんな感じで奄美でエンジョイしているぞー。
ご宿泊のお客様、昨夜から何度も何度も、星空が見えるか雲が出ていないか気を揉んでいた。
朝、雲も多いが時より太陽が顔を出す、大勢の人達が祈るような眼差しで空を見上げる。
その時が来た。
しかし空は厚い雲に覆われ、日食メガネ無しでも太陽の場所は確認できる、少しずつ太陽の形が変わっていくのは判るが、夢に見た、あの日食の姿を捉えることは出来なかった。
厚い雲を通したぼんやりとした姿のまま日食は過ぎてしまった。
それにしても月の影でこんなにも暗くなるとは驚きだ。
多くのため息と、感動の歓声が島じゅうに響いたことだと思う。
今朝のラジオで今日は田中一村の誕生日と言っていた、彼が生きていたらこの瞬間をどのように描いたのだろうか。
いよいよ、とうとう、明日だ。
数日前までは、奄美が一番天候に恵まれそう、と言っていたのに、徐々に天気予報にお日様のマーク→雲のマーク→傘のマークまでつくようになった、大丈夫かなぁー。
各テレビ局の中継車が走り回り、一般やプロのカメラマン達、至る所で三脚にカメラを据えて角度あわせの予行演習をしている。それにしても皆さんスゴイカメラをお持ちですねー、私のカメラを出すのが恥ずかしくなるくらいだ。
何処で聞いたかうちの店に日食メガネを次々と買いに来る、おかげで完売だ。
海も昨日から波が出始めてきた、海上保安部の船も海岸線と海上の警戒に走り回る。
スーパーの食品棚がスカスカになり始め、衆議院解散のニュースなどどうでもいいから明日
晴れてくれー。
湿度も徐々に上がって来た、明日の天気も判らない、
今夜は特に、蒸し暑いだろう。
関係ないけど、秋名の田んぼは稲刈りの季節だ。