昨夜、白畑君「明日休みなんですけど漕ぎに行きませんか?」、天気はどんなもんだか見て見よう、沖縄の下に熱低有り、午後につれ波も風も強くなる。だいじょぶかぁー?
10時過ぎサーフスキーを車に積み込んでいると携帯へお天気メール「台風20号発生」やっぱり台風になっちゃった、でも関係ないんです行っちゃいます。楽しそぉー。
本日も未踏域の距離を漕ぎたいのでワンウェイコース設定、大和村国直の浜を出発点に西へ行ける所まで行ってみよう、とりあえず大和村今里に回収用の車を置いてくる、12時半にスタート、恩勝湾を出たとたんなんか波がさっきより上がってる舟の舳先が右に左にもてあそばれて思うように真っ直ぐ進んでくれない、でも楽しい、うちのお姉ちゃん幅41cmのサーフスキーを危なっかしいが乗りこなしている、たいしたもんだ、しかし進むにつれ波は高くなり、オマケに大潮の干潮時間帯、陸に上がりたくてもリーフ際はサーフィン波だしサンゴも頭を出している、大金久沖のリーフの切れ目より一気に上陸、ここでさすがにうちのお姉ちゃんリタイヤ、サーフスキーを道路脇に置いてバスで車を取りに戻る。
ここから先の海域は海流も速い荒磯が続く、上陸ポイント無し、峰山公園(ウツ崎灯台)下の絶壁の岩場に打ち付ける波は軽く10m位跳ね上がっている、下手にコケテ流されたら舟は粉砕間違いなしだし再乗艇できる自信も無い、精神的にどうしても岸近くを漕ぎたくなるから余計跳ね返り波とで荒れまくり、グッドなシャッターチャンスだがそんな余裕はありません、並走しているはずの白畑君も見えたり見えなかったり、漕いでいるんだか?遭難しているんだか?死に物狂いで漕ぎまくり、海に刺しているはずのパドルのブレードと同時に跳ね上げている方のブレードも立ち上がった波に刺さっているんです、こうゆう岬を4つ越えていかなくてはならない、でも楽しい、岬を1つ越える事に追い波でサーフィン、それにしても彼の乗る「アヤハブラSSSサーフスキー」は荒波走破能力かなり高い。
名音トンネル前の絶壁、陸から眺めて一度漕いでみたかった場所、夢かなった、海から見る山々はハゼの木が赤く染まってささやかながら奄美の精一杯の秋景色。
2時間かかって今里の浜辺に到着した、本日の漕行距離約19km