名瀬新港、旅客船用の港、鹿児島から沖縄間のフェリーはほぼ毎日、関西や東京への航路もある、トカラ列島を巡る「村営船十島丸」も接岸する奄美大島の海の玄関だ。
待合所の施設は広く設備等もしっかり出来ているのだが駐車場と車の発着場がもう少し改善されるともっと良くなると思う。
春、就職や転勤・移動などの別れや再会のシーンは、飛行機より船の方が感動する。
その新港から長浜町に伸ばされた新しい岸壁には豪華客船が頻繁に寄航するようになった。
旧港の埋め立てに伴い海上保安庁の巡視船もここに移動した、北朝鮮不審船追跡の時、被弾して有名になった「巡視船あまみ」は現在、佐世保海上保安部に配属となり代わりに「巡視船かいもん」があまみの海を守っている。
さて「名瀬港ぐるりてくてく」はここまで、対岸の山羊島から歩いて約5kmでした。
消防署の裏のビーチの上を渡す橋の正式名称「名瀬臨港大橋」と言うらしいです、ビローの街路樹が南国の雰囲気を出している、根元には松葉ボタンがびっしり植えらる、発電所を越えてダイエーも過ぎると大きな公園が見えてきます、御殿浜公園(ウドンバマ公園)。旧名瀬市街としては一番大きな公園とあって、また海辺というロケーションもよいからだろう平日の夕方だが子供からお年寄りの方達まで賑わっている、はしゃぎ声、笑い声が響く公園ていいよね。奄美祭りの時はイベント会場となる。
それはそうと、Gooogleマップで奄美もストリートビューが見れるようになってる、島の人沢山映ってますよ、探したら自分が居るかも。山羊島でとある講習会を終えて、運動不足で弱った足腰に渇を入れてやろうと小宿まで約8km歩いて帰ることにする、たかが8kmと言うなかれ、そんな距離歩くの何年ぶりだろう。
山羊島のシーサイドホテルは私の一番古いころの記憶の中にもあるから40年以上は経つのだろう、水族館と小鳥小屋が一緒になった施設があって、ウミガメの池があって、ミニ遊園施設もあって、プールもあった、また島全体に遊歩道が張りめくらされて探検気分で登った覚えがある、その遊園施設やプールのあった場所は駐車場になり、水族館のあったところはおじいちゃんやおばあちゃんが集う(浮かぶ)温泉施設へと変っている、遊歩道も崩れて今は立ち入ることが出来ないようだ。
山羊島を後にしてしばらく歩くと佐大熊の海側を埋め立てて作られた産業港がある、プロパンガスのタンクと集積場があり、緊急へリポート、クロネコヤマト、港湾倉庫、くず鉄集積場があるがまだ土地が余っている、桟橋の角々では毎日誰かしら釣竿を伸ばしている、釣れるのかなぁ。