閉店間じか、フロントのテレビを見ていたらルーリン彗星が今日明日最接近と報じていた、天文学にはほとんど疎い私だが、この次来るのは数万年後などと言われりゃ撮らなきゃいけないと思い込んだ。
ちょぴっと自慢じゃないがうちの店、市街地のはずれで、2方を低い山に囲まれていて、その上市街地側がその山陰なので店の照明をすべて落とすと満天の星空が見えるんです、カメラと三脚を担いで駐車場の真ん中から空を見上げると湿度の高い湿っぽい天気ではあるが何時もの様に満天の星空、北側から東の空にかけて多少雲があるだけだ。
テレビで見た写真だと青く光り、尾を引いていたので、そのように見えるのかと思いきや、さっぱりそれらしきものは見当たらない、店に戻りパソコンで調べると東の空、土星の下あたりと書いてある。・・・・・・??? その土星が分からない、考えてみれば星は太陽と月しか解らない。仕方ないからとりあえず東側の星をひとつずつデジカメ夜景モード光学18倍デジタル5.6倍のいっぱいいっぱいで覗いていく。
やっとそれらしき星を発見、しかしカッコイイ尾っぽが見えない、露出時間が足りないからなのか? と思っても設定もよく解らない。まぁとりあえずテレビで見たのと色も似ているし東の空もあっているので。これだということにしておこう。
わくわくしただけでもめっけもん。
これが彗星じゃなくて、ただの水星だったりして。
顕微鏡で見たばい菌みたい。
山の中に放置されたユンボ(油圧ショベル)。
錆びて、朽ちて、ボロボロになって静かな山中に鎮座する。
どれだけの土を掘り起こし、会社のため、オペレーターのため力強く働いたのだろう。
仲間の重機達はリサイクルされて新たな機械として生まれ変わってしまったのだろうか。
散々切り刻まれ痛めつけられたはずの植物達が、労わるかのように包み込んでいる。
数年もしないうちに見えなくなるだろう。
やがて錆びて、落ち、土へと帰るのか。
小鳥達のさえずりも鉄身に染みて優しかろう。
「朽ちる」の意味を調べると「腐る」と出てくるがちょっと違う気がする、これに「労わる」と「新たなものに引き継ぐ」の意味を加えたものだと思う。
奄美市のホームページトップページの右下から面白そうなの発見。
「奄美生活」の中にある「健康レシピ」、島の食材などを材料としたいろんなレシピが載せられている、これには皆さんも参加でき、ご自慢のレシピを公開することもできるようだ。
その中の料理を覗いていくと、材料ハブ肉などと書かれている、それも数種類の料理として紹介されている・・・チョット待ってくれ。 これって都会の知らない人たちが見たら奄美には普通にハブ肉が売られているみたいじゃん。
スーパーにも肉屋さんにも魚屋さんにも売られていません、島んちゅがハブを捕まえて料理するなどという習慣は一般にはありません(一部地域ではありえるかも)。くれぐれも奄美に観光に来てハブを捕まえて食ってヤローなどと考えないように、噛まれると大変な事になります。
紹介されている料理は、創作性が高く島庶民の伝統的料理とはかけ離れた感じもしますが。
まぁ、それはともあれ島の食材でこんなものが出来るんだなどなど、引き継がなければならない料理などもあり参考になります。
今日で5日目のタンカン収穫、川内の集落に入ると公民館前に大勢の人、サクラ並木からフナンギョの滝までのウォーキングのイベントに参加された人達だ。日頃静かな村に賑やかな声が響いていた。
急遽子供達にみかん狩りをさせてみたいと言う友人家族を連れ立ってのタンカン狩りだ、だいぶ減ったと思っていたがあれよあれよと言う間にまたまたみかんの山、人の手が多いと早い。大人になった時の思い出になってくれれば幸いだ。
熟しすぎて落ちたみかんに入れ替わり立ち代り小鳥がやって来る、写真を撮りに行くと逃げる、木の陰に隠れながらじーっとしてやってくるのを待つほうが良いようだ。
「ヒカンサクラとメジロの写真を撮るのはそんなに難しい事ではないよ」くらいにメジロの多さには驚かされる、島ではかえってスズメを見つけることのほうが難しい。
先日発送した「タンカンが届いたぞ」の連絡が次々と入り始めた、故郷を思い出すきっかけになってくれたら幸いだ、「オレの所にまだ届いてないぞー」「まだたりない」と言う方も連絡いただければお送りしますょ。 ビタミンとって頑張って下さい。