夕刻空港からの帰り道、用安の峠より正面に夕日が見えた、手広の入江越しに瀬戸内町へ続く奄美大島を縦断する山々の向こうへ真っ赤な太陽が沈んでいく、3日前が冬至だからこの場所からこの角度に沈む夕日が一年で一番太平洋側に近いと言うことになる、これから来年の夏に向け日毎に夕日の沈む場所は右へと動いていく。
望遠で撮ると花札の「月」のショットになった。
4番目の写真は22日冬至の日の大浜からの夕日
イソヒヨドリが浜辺を賑わす
奄美の宿 エコーアマミ
以前にも紹介した奄美大島のモダマ。
今一杯生っているょとの情報で早速行って見た、見つけるのは非常に難しいのかなぁと思いきやあるわあるわ道路から目視しただけでも20個くらい釣り下がっている、さすが現物を目の前で見るとデカイ、1mを越えそうなものもいくつかある、本当に世界最大のマメ科植物と言うだけあって大きな枝豆だ、あまりの大きさに笑ってしまう。
東南アジア原産で種子が流されてきてマングローブ林の中などから育ったとなっているがこの場所はそんな海に近い場所じゃない、川まで数百m海までは2KMくらいはある、と言うことはこのあたりが海辺だった頃に発芽したと言う事になる、その頃この島に人が住んでいたのだろうか?その歴史の方が興味深い。
奄美ではここだけ?の様だが屋久島以南の島々にあるらしい、西表島のマングローブ林には多いと記されていた、種子でみやげ物を作っているとも書いてあった、因みに奄美のモダマは採っちゃダメです。
一度皆さんも「ジャックと豆の木」の絵本の様な豆の木を見に行ってみてください。(ツルを登っていくと金の卵を産むニワトリがいるかも知れません)
奄美大島と言えばやっぱりハブ、個人的に嫌いなのでこれまで取り上げなかったけど、今日わけあって真夜中に山道めぐり、本当はイシカワガエルを目当てに行ったんだがカエル類はまだ早かったようだ、その代わりアマミノクロウサギを2回とケナガネズミを1回結構まじかで見る事が出来た(写真は間に合わなかった)そしてハブ、1匹は1m20cmくらい、もう1匹は1mくらいに遭遇、大丈夫大丈夫と言うからカメラを持って追っかけた、今まで何度かハブは見かけたが車から降りてこんな近くまで寄ったのは初めてだ、しばらくして今度はヒャン、コブラ科のヘビらしい珍しいそうで絶滅危惧種との事(奄美群島のみ生息)
今度ハブ採り棒を準備してハブ採りにチャレンジしてみよう。 かな??
と言う事でハブは冬眠しません、年中居ます。
本日の市民講座の講義は「裁判員制度」だ、だいぶ以前より耳にはしていたが奄美の田舎では関係ない事のように思っていた。
忘れないうちに復習を兼ねておさらい。まずアメリカとかの陪審員との違いは、陪審員は有罪か無罪かを陪審員のみで決めて量刑を裁判官が決める、日本の裁判員制度の場合裁判官と一緒になって有罪無罪と量刑も決める。1つの裁判に6人の裁判員と3人の裁判官で裁く。このような裁判形態は英・仏・独・伊などでは既にあるとの事。
有権者(投票用紙が届く人)全員を対象に選任される、約県民470人に1人(約3000人)の割合で候補者が選ばれ、調査票や質問書を経て裁判所に呼び出される、きちんとした事情がない限り拒否できない、辞退する事の方が面倒かも、その中から1回の裁判ごとに候補者の中から50人~100人がくじで選ばれまた、その中から6人と補充人員2名が選ばれる、最終的に年間約240人の裁判員が選ばれる(県民5900人に1人の割合)。単純計算だと奄美市から8名、大島郡からだと15人くらいの確率となる。刑事事件に対しての裁判なので鹿児島まで行かなければならない(交通費出ます、上限1万円として日当もで出ます)裁判は大体2日程度。
犯罪が増えるとその分選任される人が増える、選ばれる確立が高くなる。
いずれにしろ人を裁くという大変な役目です、ドラマとはまったく違うものだと思います、絶対選ばれないとは言えません少しは準備していましょう。
http://www.saibanin.courts.go.jp/ さてあなたのジャッジは
執行猶予と実刑と懲役と禁錮刑などの意味の違いがやっと解った。
夕日が綺麗な大浜海浜公園。それがこの時期つまらない、冬至が近づき水平線に沈む姿が見られなくなったからだ、そこでちょっくら調べてみた。
大浜と言っても結構広いので見る場所で多少のズレはあるが、11月~2月頃までは水平線に沈む夕日は拝めない、2月宮古崎(ササントウ)の岬の影から夕日が見え始め段々右によって行く、そして夏至をピークに今度は左へよって行き11月頃から岬の影へと隠れて行く、そのおかげで夏場綺麗な夕日を正面に夕涼みが出来るのだ。と言う事で大浜海浜公園より水平線に沈む夕日がこの季節数ヶ月間は見ることが出来ない。
さぁーいろんな所に(ホームページ・ブログ・パンフレット・写真集などなど)大浜の夕日の写真が掲載されています、宮古崎の岬から夕日までの距離と一緒に写っている植物で撮影時期の推定ごっこは楽しいかも、この角度は島の地図の何処でも当てはまります、位置変えてみてどの場所で何時夕日が見えるかチェックして下さい。
大浜からの8月の夕日
大浜からの11月夕日
大浜海浜公園に一番近い宿 エコーアマミ
知名瀬の堤防より山に沈む夕日 12月
夕刻前笠利の用安ばしゃ山へ出かけた、浜辺のがじゅまるの枝に小鳥がちょろちょろ行ったり来たり、アマミコゲラだと思う、逆光で写りは悪いがアップで撮れた、メジロ達は集団であっちへ行ったりこっちへ行ったり、イソヒヨドリが寒いのか羽毛を膨らませてオデブちゃんになっている、遠く市崎(住用)の後ろへ夕日が沈む、望遠で撮ってみると蜃気楼で岬の先が歪んで見える、海水温と気温の差が空気の屈折を起し見える現象だ。
もう12月になってしまった、陽も傾きさすがの南国奄美でも長袖、長ズボン。
店の中庭に餌をとりに来る小鳥達は相変わらず囀りまわるが、餌を取る場所が違ってる、夏場は芝生の上の虫や、芝の下から出てくるミミズを狙っていたが、今は頻繁にビローの葉の根元のひげの中をツツッキまくっている、冬支度をした昆虫類でもいるのだろうか?、頻繁に上空を弧を描いて飛び回っていたサシバは居ない訳ではないがだいぶ数が減った、南へ無事に行ったのだろうか?