ヒカン桜が咲き、タンカンの収穫時期を向かえ段々と春へ向かっている、アオサ摘みもその足音の一つだ、奄美各所の湾の中側、あまり波の強く当たらない場所にアオサは生える、これが磯場のところになると岩海苔が生える。
浜辺でおばあちゃん2人が一生懸命腰をかがめて摘んでいた、しばらく美味しい味噌汁の日が続くのだろう。
奄美の宿 エコーアマミ
ヒカン桜が咲き、タンカンの収穫時期を向かえ段々と春へ向かっている、アオサ摘みもその足音の一つだ、奄美各所の湾の中側、あまり波の強く当たらない場所にアオサは生える、これが磯場のところになると岩海苔が生える。
浜辺でおばあちゃん2人が一生懸命腰をかがめて摘んでいた、しばらく美味しい味噌汁の日が続くのだろう。
奄美の宿 エコーアマミ
最近あっちこっちで目に付くパパイヤの実、畑の脇や花壇の中、カラスが餌として食べ糞として種を蒔き広げるからアスファルトの隙間から育つ「ど根性パパイヤ」もある。
そのパパイヤの実が今年は大きく数もかなり多く付いているように感じられる、大きい実は人の頭ほどのものもある、グラビアアイドル顔負けの成熟ぶりだ、漬物にしても良し、サラダにしても良し、炒め物でも美味い、もちろん熟してからのフルーツとしての食べ方も最高だ。
鳥たちの取り分を数個残しておけば、また来年あっちこっちに増やしてくれる。
奄美の宿 エコーアマミ
全国的に墓地問題は深刻であろう、但し都会は墓地の確保が難しくての問題であり、地方では放置墓地の問題である。
奄美の場合は後者であり、それも、より田舎の方に行くと民家よりはるかに墓地の方が多い、墓参りされる事無く何十年も放置され雑草に埋もれている墓が目立つ。そんな中宇検村に共同墓地が数箇所ある、奄美の他の地域では見かけないのだが、故郷を出て都会で生活基盤が出来、そこで子供達は成長し社会人となり、何時しかその地が故郷になる。家族のルーツとなる墓の事など2代も経つと自然と忘れ去られる。
そう言う現状で共同墓地には大賛成だ、祭壇に花を手向けお参りすればお骨達にも共有でき寂しくなかろう。疎遠となった祖先の人達にも感謝の気持ちをまとめて伝える事が出来る。
因みに、墓参りできない人たちのために墓参り代行サービスが奄美にもある。
屋鈍(ヤドン)集落、共同墓地
部連(ブレン)集落、共同墓地
田検(タケン)集落、共同墓地
芦検(アシケン)集落、共同墓地
昨日の続き、宇検村焼内湾北側を東シナ海側より。
以前は奄美大島の中でも交通アクセスが不便な村であったが、ここ数年のトンネル開通ラッシュのおかげで大和村側からも、住用村側からも楽に行けるエリアとなりつつある。焼内湾に流れ込む一番大きな川「川内川」の両岸はみかん畑が広がる、スポーツ施設や福祉施設も充実している村である。
宇検(ウケン)→久志(クシ)→生勝(イケガチ)→芦検(アシケン)→田検(タケン)→湯湾(ユワン)→石良(イシラ)
宇検集落。
この奥に船越海岸、集落入り口に峰田山公園の観光スポットあり、またここはイカダ釣りとしても有名だ。目の前にある枝手久島は結構大きいが無人島である。
久志集落
生勝集落
芦検集落
田検集落①
親水公園①
石良集落。唯一海に面しない集落
石良集落より住用村側へ少し行った所にアランガチの滝がある。
鹿児島県大島郡宇検村、奄美大島南西部大和村と瀬戸内町の間に位置する、焼内湾を囲むように集落が点在する、鹿児島県の中でも高齢者率の高い村だ、産業は一時期衰退が進んだが最近は養殖マグロを中心に鯛やクルマエビ等の養殖漁業が活気付いてきてい様である、また紙の原料となる木材のチップ工場も再び操業を始めた、財政面では厳しい現状ではあるが元気になっていく要素が十分ある。
と言う事で今回は焼内湾南側の集落を奥のほうから紹介。
屋鈍(ヤドン)→阿室(アムロ)→平田(ヘダ)→佐念(サネン)→名柄(ナガラ)→部連(ブレン)→須古(スコ) フリガナがなかったら読めないような名前ばっかりでしょ。
屋鈍の漁港より
屋鈍の浜辺、夏場は最高のビーチ
右が阿室、左が平田
平田の集落より、奥のほうが阿室
海水浴場「タエン浜」設備が整っている
佐念
佐念集落バス停
名柄集落①
名柄集落②上の写真の反対側から
部連集落①、海沿いに走る道路より低い所に家々が並ぶトタン屋根が並ぶ
須古集落入り口、
須古集落②、川内川対岸より、川を挟んだこちら側は湯湾集落
奄美自然大好き宿 エコーアマミ
昨日の湯湾岳の帰り道、山桜が至る所で白い花を咲かせている、道端のコケの上に白いスミレがみずみずしく咲いていた、紫き色が何らかの影響で出なかったのだろう(種類が違うのかな?)可憐である。宇検村役場の裏へとつながる道沿いにはオオタニワタリが岩場や樹上に多く目立つ、観葉植物で鉢植えの物は人気だが、やはり自然の中に自生している姿が一番似合う。
奄美大島 自然大好き宿 エコーアマミ
毎年新年の個人的行事として奄美大島最高峰湯湾岳登頂、1月後半に入ってやっと今日登る事となった、あいにく小雨模様の天気で山を登るにつれ霧の中、頂上からの眺望は期待できそうに無い。霧の中のヒカゲヘゴは神秘的だ、奄美での原生林・ヒカゲヘゴの観光名所として「金作原」が有名だがヘゴの木だけで見ると全然ここの方が多いし道も走りやすい、車を置き参道を登り始める、真っ白な霧の中吸い込む空気が肺に気持ち良い。
頂上のやぐらに登り回りを見回す、奄美大島半分くらいは見渡せるはずの景色がこの天気では見ることは出来なかった。 パンパン「今年一年良い年になりますように」と願をかけ下山する。
昨年の登頂と比較してみてください
笠利崎灯台(用岬)
と言う事で、鹿児島、九州に一番近い場所、太平洋と東シナ海の潮がぶつかり合う海上交通では難所、潮流がかなり激しい。灯台のある高台の岬まわりは風が強いからであろう樹木は低く風にあおられ枝は山側へ倒れこんでいる、野鳥はかなり居る、高い所にあるので吹き上げられた風にホバーリングする鳥を目の前に観察できる。
ここからだと種子島からのロケット打ち上げが見えそうだ???見えるかな???
なぜかとこうゆう場所に立つと大声で叫んでみたくなる、おーい、海はでっかいぞー。
名瀬海上保安部の笠利崎灯台ライブカメラで今の映像が見る事が出来ます。↓
http://www6.kaiho.mlit.go.jp/naze/03livecamera-nase/livecamera/live.htm
岬へ続く道より見たところ
上る階段下より見上げた所
灯台より正面の海、正面に見える岩は磯釣りA級ポイント「トンパラ岩」その遥か後ろには「サンドン」と言うポイントもある
右側の太平洋
左側の東シナ海
岬へ続く道
奄美の宿 エコーアマミ
奄美市内より大和村方面へ、この季節は東シナ海側は時化の日が多い、戸円の海岸は大和村の集落の中で一番の荒場だ、大時化や台風時には跳ね上がった大波が消波ブロックを飛び越え海沿いを走る県道に波のトンネルを作る、以前この波をまともに食らった車が吹き飛ばされた事もある、道沿いの歩道の手すりも過去に何回作り替えたかわからない、その正面に岩がある、その上に鳥の姿、海鵜だ。こんな荒れた海の中でも餌が取れるのだろうか?高い岩の上は魚を見つけるには格好の場所なのだろう、岩のへっぺんは糞だらけだ。
因みに魚を丸呑みする姿から「人の話を鵜呑みにする」という言葉が出来たとの事、彼らも春が待ち遠しいのだろうか。
川鵜もいるが、長良川とかでやっている鵜飼漁に使われているのも海鵜、中国では川鵜で漁をすると書いてあった、分類で言うとペリカン目、ウ科。