奄美へのいざない

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穏やかな五月の夕方

2007-05-21 23:42:00 | サーフスキー・シーカヤック

 午後6時の町内放送のチャイムが子供達へ早くお家へ帰るように告げている、そんな時間だが陽はまだ高い、昨日と変わって今日の東シナ海は穏やかだ、今日は何時ものコースのタイムトライアルをやるつもりでスタートしたがあまりにも心地よい海にほだされてミニツーリングへ変更、足元のウニや貝、熱帯魚を散策しながら何時ものビーチへ、浜辺と山は夕日に照らされオレンジ色を帯びる、20分ほどビーチ小休止、何時もは波立つ赤崎(岬)前も穏やかそう、岬の先端へ行って立神(灯台岩)越しに名瀬の町を見てこようと足を伸ばす

 夕日を右に浴びながら帰り着いたのは7時半まだ周りは明るい、わずか1時間半の出来事だが至福の時、アフター5でもこの贅沢。

 本日の漕行距離 5.5kmくらい  違う視点から

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内海公園 

2007-05-20 23:37:00 | サーフスキー・シーカヤック

 お昼過ぎバスで団体のお客様を迎えに住用の内海公園横の「体験交流館」に行くと遠くにカヌーらしきものが見える、黄色で長さから見るとあれは大海さんのシーブリーズ(造研)だ、後ろの方からもう一隻、その後にカナディアンも出てきた。大島北校高のカヌー部だ。ちょうどイイ帰ったら漕ぐ事になっている場所を変更してここで一緒に漕ごう。

 一時間半後船を積んで来た時には既に大海さんは用事があるということで帰った後だったがカヌー部のメンバーはまだ漕いでいた、来週の県予選へ向けた追い込みだ、一緒に500mを並んで漕いだが追いつけなかった、去年はいい勝負出来たのに彼らが成長したのか、私が落ちたのか、船が違ったからなのか、おじさんちょっぴり悔しい。

 内海は北海道のサロマ湖と同じように住用湾の湾入部が堆砂によって海と切り離された海跡湖である周りは整備され先ほどの体験交流館、道の駅のような売店、みやげ物、市営バンガロー(格安)、旧国道等を利用したジョギングコース、年間を通した温暖な気候、自然一杯スポーツ合宿には最高である、特に冬場凍て凍るような川や湖で練習をしていると聞くカヌー選手達にはうってつけだと思うのだが、その事は北高カヌー部を教える岩本先生が以前からよく口にする、

 全国のカヌー競技に携わる指導者各位、および選手諸君是非一度視察されたし

 大島北校高カヌー部 部員募集 カヌー留学可能

 カヌー部との練習を離れ我々は内海内をぐるりと一周、自然観察、野鳥観察、干潟観察の真似事をしながら川内川河口より四万十川だの釧路湿原と冗談を言いながら400mほどさかのぼる、国道脇だがこの静けさ野鳥のさえずり、川底には熱帯魚の稚魚たち、干潟は本当にお魚達のゆりかごなんだーと納得

 漕ぎ終わりカヌー部のメンバー達と一緒に自生のカキを食べながらの談笑は休日の夕刻の長閑なゆったりとしたこころ清められるひと時だった。 来週の県予選、その後の九州大会ガンバレー。

 バナナマフィン漕ぎ日記

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トゥビンニャ ②

2007-05-18 00:27:36 | サーフスキー・シーカヤック

 先日のトビンニャ(テラジャ)大漁に味を占め、大潮となった本日またまた行って来ました。さすがに1ヶ月近くも経てばもう採れないだろうと思いきや、海は裏切りませんでした、本日もクーラーBOX一杯の収穫です、浜辺の堤防の上でカップヌードルを食べたら日向ぼっこ、女性二人はまだ取り足りないと海へ入る、だんだんと夏の日差しとなり暖かい、さっき干したばかりのティーシャツがもう乾きそう。お天気ケータイメールが台風2号の発生を知らせてきた、数日中に梅雨入りとなりいよいよ夏本番。

 お店に戻るとカヌー漕ぎへと出発、バナナマフィンと今日初めてのメンバーが加わって小宿・朝仁沖を波乗りしながらくるくるとかる~くチョイ漕ぎ。 彼のレポートはここ

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バナナマフィン漕ぎモード ON

2007-05-15 23:16:45 | サーフスキー・シーカヤック

 バナナマフィン FM開局DJさばくり、PTA活動、決算フェアー、東京出張と超多忙な2週間その間パドルを置いていたが、今日はメールと電話で漕ぎ急かされた、外見とは裏腹にかなりのパワーとバイタリティーの持ち主だ、そんじゃぁとこっちも張り切ってちょっくら遠出しよう。夕刻5時頃いつもの小宿をスタート今日の海はベストコンディション水面が荒れていないので海底透け透け水族館、ウニが一面に転がっている、リーフの所々沖に向かって走るクレバス(割れ目)の下はどれぐらいの深さがあるのだろう。大浜沖を根瀬部を目指して一直線。右手沈み行く太陽の角度から時間を計りながら漕ぎ進む。夕日をバックにカッコイイ写真を撮ろうと思ったらバッテリー切れ。根瀬部に到着すると先日のカヌー仲間ら3人と合流、折り返し大浜を目指す、バナナマフィン今日は何時もの船とは違うカヌーに乗る、先日よりネットやカタログでいろんな船を物色中の様で先日問い合わされたシットオンタイプが店にあったのでそれの試し乗りだペダルとシート調整をしていないので窮屈な姿勢で休まず一生懸命漕いでいる、大浜沖に着いたところで小宿から後を追ってきた大介と合流、しばらくみんなで漕ぐ、陽もだいぶ落ちてきたのでそれぞれの出発地点を目指して帰路につく、浜辺に着いた7時半には日が落ちていた。

本日の漕行距離 14kmくらい  バナナマフィンブログ

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宇検遠征

2007-05-14 00:16:42 | サーフスキー・シーカヤック

 今日は、奄美のシーカヤックトップメンバー達と宇検村へ遠征、あいにく沖のほうは波風荒く湾の中へとスタートこの湾は岸近くから水深があるので小さな岬岬の岩場には釣り人が多いなるべく邪魔にならないように離れて漕ぐが竿のしなりを見るとついつい気になって近寄ってしまう。今年はどうしたことかこの時期になっても水温が上がらないし気温も低めだ、岸に上がってじっとしていると寒くさえ感じる。途中の浜辺でダッシュを数回やるが白畑君ぶっちぎりで離していく、今年の彼はやってくれそうだ、もう少しすると彼専用のスーパーサーフスキー(オーシャンカヤック)が完成するとの事、どんな凄い走りをするか楽しみだ。

 本日の漕行距離 私達は7kmくらい 彼らは夕方まで20km~30km漕いだらしい。

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今日の漕ぎ、綺麗な海を未来へ

2007-05-09 22:17:00 | サーフスキー・シーカヤック

 天気も良い、海も穏やか、これはもちろん漕ぐしかない。夕刻6時に大介と2艇で大浜を目指す、昨日はカヌー・カヤック4艇が漕いでいたが、今日は1艇だけ沖に向かって漕いでいるのが見えた。干潮時間の為サンゴや砂地が所々顔を出す、船を傷つけちゃいけないので漕いだり歩いたりしながらリーフ外へと出る、水面が粗れていないので3m~8m下の海底のサンゴが綺麗に見える大浜が見えたところで大介はタイムオーバー用事があるということでUターン、一人ぽっちで大浜へ、風を受ける角度が変わった事で波が出始める大浜正面より砂浜へ一直線、リーフを抜けて進むと浜辺の駐車場は車が一杯その上みんなでこっちを見ている???・・ と思いきや私の後ろに沈む夕日を見ているのだ、そんな中浜辺に上陸したんじゃカッコ良すぎる、恥ずかしいから針路変更、今度はリーフ内から帰路につく、ここもやはり歩いたり漕いだりだ、それにしてもウニやナマコが一杯だ一歩毎に避けないと歩けない、ほんとにここ2年くらいウニは復活した、以前無作為な公共工事で大量の土砂(赤土)が流れ込み海辺を染めていたサンゴや海藻が光を受ける事が出来なくなって弱っていたのだろう。

 大介はIターンから島人になった男だが、そのことを何時も気にかけている「未来の子供達に綺麗なまんまの海を残してあげなきゃー」とよく言う、そんな事から彼は今水質浄化成分洗剤の普及に努めている、一人一人の小さな努力が広がることで子や孫達もこの綺麗な海ではしゃぎ回る姿がつづくのだろう。

本日の漕行距離 8kmくらい 徒歩含む

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小湊~崎原

2007-05-07 23:14:43 | サーフスキー・シーカヤック

 GWも明け、お店も落ち着いた、どーれ漕ぎモード再開、ホームグラウンド東シナ海側は荒れ模様、反対側(太平洋)へと移動、車で30分小湊の大川河口よりスタート笠利方面へ向けて北上する、奄美大島は太平洋側笠利地区を除くほとんどの海岸線は切り立った山並となる、したがって海辺を並走する道路が無い、入江も少ないから村も少ない。

 山陰となるので岸沿いの海は穏やかであるが時々吹き降ろしの突風が吹く、干潮前後とあって太平洋からのゆるいうねりがリーフに当たって白波を立てる、今日はあまり遠くまで行く気にはならない。3km位進んだ小さな浜辺で小休止切り立った山からの小さな滝の音が心地よく響く、目の前は地球半分近くを占める太平洋なんなんだなーなどと思うといろいろ想像する。崎原下の岬を回ると遠く笠利の用安まで見ることが出来た、想像していたより近くに感じる今日は時間的に無理だが次回一気に走破してみよう。

 本日の漕行距離 8kmくらい

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限界集落と移住若者

2007-05-06 05:30:59 | 人戯れ

人口の50%が65歳以上の高齢者になり、社会的共同生活の維持が困難になる集落の事。

 奄美にもこれに当てはまる集落がいくつかあると思われる、年々その数は増していくのだろう、方やミクシィのコミュニティーとかを覗くと奄美に憧れる若者が日本中に沢山いる、時々質問を頂く、「移住」という言葉をオシャレ感覚的に使っているように感じてならない、本来は故郷を捨て新天地に全てを賭けると言う覚悟を決めた言葉だったと思う。実際、数年で元の生活の場所に帰っていく若者が多い、貴方がたを魅了する海と緑と温暖な気候、ゆったりとした時間はたしかにある、ただしその地で生きていくには都会とは違うルールや習慣が一杯ある。その覚悟を決めた上で決断していただきたい。

 この若者達と、限界集落を上手くすり合わせる事が出来ると、新しい形の集落が出来ると思う、現にいくつかの村の中に溶け込んでいる都会の若者を見かける。 私も含め田舎暮らしで受け継いでいかなければならない風習や記憶も一杯あるのだが、日に日に溶けてなくなっていく。・・・・

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FM局とホクレア号

2007-05-03 05:39:15 | サーフスキー・シーカヤック

ここ数日の奄美での話題は、奄美エフエム ディ!ウェイブの開局 とホクレア号の寄港だ。

 ディ!ウェイブ FM周波数77.5 以前から話題にはなっていたが、私のイメージとしてはかなりローカルな放送になるのだろうと思っていた、ところが聞いてビックリ。どっかの名の通ったキー局のような内容だ、たどたどしさも無く、間やつながりもスムーズ、構成も想像以上にしっかりしている、奄美の音楽盛りだくさんだし、年齢層も幅広く聞き楽しむことが出来ると思う、それも身近な話題等がより親近感を持たせる。今まで気づかなかった地元のパワーを垣間見る事が出来た。将来奄美の音楽文化を日本中に広める発信源へと成長してもらいたい。

 ホクレア号 コロンブス・マゼラン・ヴァスコダガマ・クックなどなどの航海者は有名であるが、それ以前に太平洋の島々は互いに交流があった、何の文明の道具も持たない時代にあの広大な海の中から砂粒のような島々をどのようにして行き来していたのだろう、その航海術を解き明かし、自然とのかかわりとその精神を現代・未来に引き継ごうという活動の舟である。1975年にスタートした航海は太平洋の島々をほとんど制覇し今沖縄から日本を北上している、明治時代からハワイへ渡った多くの日本移民達が旅立った港港をめぐっていくそうだ、母国を知らない2世・3世達の祖国への思いもこもった航海である。参照 

 しかし思うに、奄美にも江戸鎖国時代以前より東南アジア・中国・琉球・日本と結ぶ交易ルートとその技術があったはずである、また戦前戦後盛んであった漁業に於いても潮を見て、風を読み、雲を読み、陽や月を読み、海鳥を見て漁をする技術を持っていたと聞く、GPS・衛星画像・レーダー・魚探に頼り切っている現代、私達もホクレア号の活動に考えさせられてみてはと思う。

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