奄美市崎原(サキバル)集落、子供の頃父に連れられ初めてこの村を訪れたときの記憶は今でも残っている、市街地を抜け山道を登り、道はどんどん細くなり、下ったり登ったりいったい何処へ行くのだろうと思っていたら、畑が現れポツリポツリと家が見え始めしばらくすると海が見えてきた、海の見える角度からして高い所なのがわかる、いきなり学校とまとまった家々が現れる。すると見晴らしの良さそうなカーブに差し掛かる、ここで初めてどのような場所に村があるのがビックリする、絶壁の上に出来ている村なのだ、遠く笠利の用安まで見る事が出来る、本当の話か定かでは無いが過去に日本へも被害を及ぼしたペルー沖地震の津波が打ち寄せ海辺にあった家々が被害に遭い、住民は山の上に移ったと聞いた事がある、山を下った浜辺には今は漁港しかない。
ここからの日の出の眺めはは最高ですよ、私が思うに高台にあるため奄美で一番早く日の出が見える場所だと思う。