奄美へのいざない

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赤灯台

2007-03-25 20:22:00 | 奄美風景

 赤灯台、今では新港・長浜堤防などで影が薄くなっていたが、私達以前の世代には名瀬の港に欠かせない風景の一つであったはずである、小学校のスケッチ、釣、中学生・高校生の可愛いデートスポット、体育祭の応援練習もよくやっていた。それが今取り壊されつつある。ここは私にとっては思い出深い幼稚園・小学校時代この灯台の入り口にあった発電所に父が勤務し、その横にあった住宅に住んでいた、社宅の子供達・塩浜地区の友達との格好の遊び場だった。台風の時堤防にたたきつけられ打ち上がる波のトンネルくぐりをした、所々にあいている排水用の穴から噴出す波に吹き飛ばされて喜んでいた、台風が過ぎ去った後に打ち寄せられたゴミをあさってボール集めをした、堤防の継ぎ目継ぎ目の隙間に小銭と草履とズックとおもちゃが落ちて挟まったままだ、子猫捨てのポイントでよくそれを連れて帰って母に怒られた・・・・

 その発電所も住宅もだいぶ以前に無くなり寂しい思いをしていたが赤灯台まで無くなるともうその頃の風景が完全に消される事になる、それだけ年をとったという事なのか、それだけ町が発展したという事なのか?

戦前戦後奄美の交通・流通の拠点であった名瀬旧港が数年のうちに埋め立てられる

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海シーズン到来

2007-03-24 04:38:54 | サーフスキー・シーカヤック

 毎年恒例春の龍郷湾、一年の漕ぎ始めツーリングはここから、昨日まで続いた曇り空が絶好のシーカヤック日和となった、番屋からの出発、クリスタルブルーの浅い砂地の上を漕ぐのは別世界の心地よさ、昨年居たヤギ達を磯場で観る事は出来なかったが、綺麗な砂浜・海は裏切る事無く迎え入れてくれた。こんな小さな島だけど日々の生活のすぐ横にこんなにも美しい景色がある事を忘れちゃいけないねー

 生活の一部として自然との交わりは大切だなー・・・としみじみ思う 

 心の洗濯には最高かも。本日の漕行約16キロ

 今度は、ゆっくり一日キャンプでこよう。

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子ヤギ

2007-03-17 00:39:52 | 奄美の動植物

 奄美の人里はなれた海辺の山には野生化したヤギが沢山いる、場所によっては駆除の対象になっているくらい増えているようだ、カヌーを漕ぎながらもよく見かける、足元の弱い絶壁の山肌をピョンピョン器用に歩き回っている。

 先日、その群れからはぐれたのだろうと言う子ヤギを預かる事になった、まだ乳飲み子の様で草を食べない、牛乳を皿に入れても飲む様子も無い、どうしたものかと悩んだがとりあえず哺乳瓶と粉ミルク(人の赤ちゃん用)を買ってきた。最初のうちは暴れて自分から飲む様子も無かったので二人係で押さえて口に指を突っ込み哺乳瓶をくわえさせてやった、よっぽどお腹をすかしていたのだろう、2本分も飲んだ、それからは理解したのか哺乳瓶を口元に添えてあげるとグイグイと飲む、そのときのしぐさがたまらなく可愛い、後ろ足をつっぱってちっちゃなシッポをプルプル振る、人の足元を離れずヨチヨチ付いて来る

 子犬も・子猫も飼ったことがあるが子ヤギが一番かも知れない、非常に愛らしい

 奄美では、ヤギ肉を食べる習慣がある、私も好む、最初は育てて食べようと言う話であったが、この子は食えない、自分で草を食べれるようになったら群れへ放すか、人にあげよう。

 ところで、店の裏では子猫が6匹産まれてる。

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だんだんと春

2007-03-15 23:06:00 | 奄美の海

 1ヶ月以上もブログサボり、ちょっと浮気してmixiの方に偏ってました。その間に春はどんどんと海に山に入り込んで来ました。海辺は藻の緑が鮮やかに浜辺を染め、アオサと岩海苔などの海の幸が食卓に並ぶ、山々は新緑が息吹き、日差しや雨も暖かさを含み始める。

 畑の野菜たちがグングン育ち、オマケに雑草も・・・・

 子供達も、卒業やお別れ会などで内の店も忙しくなる。

 全て毎年の事ではあるが、気持ちあらたまる春はイイ。

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