今年9月16日に 「野沢菜の種蒔きをしました」と 書き込んでいましたが 実は 野沢菜とは 似て非なる野菜 「稲核菜(いねこきな)」だということが分かりました。
妻の卓球サークル仲間の男性で 旅行好きと同時に 全国各地の漬物に惹かれて 漬物作り熱中人となっている Nさんという方がおられます。
その方の拘り様は尋常ではなく 漬物の材料は わざわざ 各地の生産地まで 車で買い付けに行っている程なんだそうです。
そのNさんから 「長野県で買ってきた野菜の種があるので 栽培してくれないか」と 頼まれてしまった妻、責任を感じながら 畑の一画に 種蒔きをしたというわけです。
やや バラつきがあるものの 育ってきました。
当初 たんなる野沢菜の一種かと思っていましたが 「野沢菜とは似て非なる稲核菜」ということが分かりました。
「稲核菜」は 長野県松本市から 梓川の渓谷沿い 158号線の途中 山合いの小さな集落 松本市安曇稲核が ふる里なんだそうです。
江戸時代 野麦峠を超えて 飛騨地方から持ち込まれた赤カブが原種とされており 長い歳月を経て 稲核地区限定の固有種になったということです。
栽培量も少なく、その漬物は 「幻の漬物」と 称されるようになっているそうです。
なにしろ 初めて知る野菜、いろいろ調べてみました。
「稲核菜」は 種蒔きから 2ヶ月程で 葉の背丈 60cm~70cm、野沢菜よりやや短く、カブは 赤みを帯びて 野沢菜よりやや大きめになるんだそうです。
2回、3回、霜に当てて 葉先が紫色を帯びてきたら 漬け頃なんだそうで 11月中旬に なりそうです。
当然 収穫したら Nさんに 報告を兼ねて献上(?)する予定ですが 果たして 喜んでもらえるような出来になってくれるのかどうか。
Nさん拘りの「幻の漬物」が 出来上がった暁には 是非 ご相伴にあづかりたいものと 期待しているところです。
「稲核菜」「幻の漬物」につきましては こちら→松本市公式観光情報ポータルサイトを 参考にさせていただきました。
そうそう、職場での忘年会でも持参した漬物で日本酒を飲んでいましたわ。料理に手を付けない。勿論、禁止食品が混じっていたらいけないという理由で。ストレスからか、アレルギー食品が多かった。発酵食品や加熱処理したのであれば大丈夫だけど…。でも外食は今でもロシアンルーレットの心境です。
最近の人は どうなんでしょう。余り 漬物は 食べないんでしょうかね。
稲核菜の漬物も 基本的には 野沢菜と同類だと思うのですが 食べたことがありませんので 楽しみにしています。
最近は稲核菜ではなく、船核菜でしょうか。居眠り惰眠が多くなった気がします。
なんとも 最高ではありませんか。
極楽、極楽、
広島菜の漬物・・・、
全国各地で 微妙に異なる漬け物があるんですね。
昭和20年代。30年代、北陸の農家では 大小の樽を持っていて 秋収穫の葉物や大根等 大量に 漬け込んで 冬に備えていました。
私の実家も梓川沿いですが・・
子供の頃から漬菜と言うと
稲核菜でした。
呼び名もお菜漬け・・・で
野沢菜漬けとは言いませんでしたね。
野沢菜より細めで、
雪が降ってから漬けると柔らかいと言われていました。
どこの家でも大きな桶に一冬分を漬けました。
もちろん職場でも土曜日など総出でお菜を洗い、
漬けてはお昼の時、お茶の時
おばちゃん と呼ばれる人が
持ってきて下さいました。
田舎の思い出です。
11月に入りますとtakeziiさん家でもおいしい漬菜が・・・
たのしみですね(^^♪
野沢菜は知っていますが、初めて聞く名前です。
どんなお味がするのでしょうね?
その時が来ましたら味レポもおねがいします。
まだまだ知らないことばかりです、、、
mimoza様にとっては 「幻の漬物」でも なんでもないのかも知れませんが 野沢菜
しか知らなかったものですから 目から鱗・・・です。
mimoza様のコメントの内容、私の子供の頃も 同じでした。
懐かしい田舎の風景ですね。
ちょっと見は 野沢菜そっくりですので 野沢菜と言われれば そのまま通りそうですが。
今回は 漬物熱中人のNさんが いかに 本場の漬け方が出来るかどうかなんですが 多分 お裾分けが来るはずですので 楽しみにしています。