今から11年前、2012月8月に、
多少でも山歩きをした夫婦の、長年の念願だった「白山」を訪れたことが有ったが、
その山旅の記憶と記録。
古い写真から蘇る思い出の山旅・その34
「白山」
(4)室堂→(観光新道)→別当出合駐車場
2日目、早朝、白山主峰御前峰山頂で御来光を迎え、「お池めぐり」をして「室堂」に戻り、朝食後、しばし、名残リ惜しんで周辺を散策、
8時20分頃、室堂・室堂ビジターセンター・御前荘を出発、下山の途についたようだ。
振り返り見る、白山主峰御前峰
快適な弥陀ヶ原
前日、素通りした「黒ボコ岩」、
ヤッホー!な眺望、
観光新道・砂防新道の分岐、
尾根伝いの観光新道(越前禅定道の一部)へ進む、
お花畑が続く、
ハクサンフウロ
蛇塚
ニッコウキスゲ?
タカネマツムシソウ
ハクサントリカブト ハクサンシャジン?
ミヤマコゴメグサ
お花畑の中を、ひたすら下る
カライトソウ
「真砂坂」、
眼下に「殿ヶ池避難小屋」が見える
タテヤマウツボグサ? ハクサンシャジン?
ナナカマド
「殿ヶ池」
下ってきた「観光新道」を振り返り見る
「仙人窟(せんにんいわや)」を潜り抜け・・、
旧越前禅定道・出合坂の分岐、
尾根筋から、一気に急下降する「出合坂」を下る。
12時30分頃、「別当出合登山口」に到着、
最後の最後の急下降では、膝が笑い出し、疲労困憊だった気がする。
「別当出合休憩所」でしばし休憩、水補給、
重い足を引きずりながら、「別当出合駐車場」に還り着いたのは、13時頃だったようだ。
車の中で着替え等した後、気を引き締め、慎重安全運転で金沢駅前まで戻り、レンタカーを返却、
予定通り、16時20分発、ほくほく線「特急はくたか21号」に、乗車出来たのだった。
長年念願だった「白山」山行を、無事終えた満足感と、缶ビール1本のほろ酔いで、
うつらうつら、まどろみながら、数時間の列車の旅を楽しんだような気がしている。
無理しない、のんびり、ゆっくりの山旅としたものの、最後はやはり疲労困憊。
ただ、そんなことはすっかり忘れてしまい、いい思い出だけが記憶に残り、語ってしまうのが山旅のいいところ。
結果、2日間共、天候に恵まれ、沢山の高山植物にも会え、大満足の山旅だった。
今となっては、「白山」もまた、二度と訪れること叶わない、遠い思い出の山となっているのだ。
(おわり)
白山は、お花畑がいいですね。
北陸地方にすんでいた頃は、何度か登りました。
随分、昔のことですが…
あのころは、体力もありました。
数年前に、登ったときは、行きはよいよい、帰りは怖いどころではなく、翌朝(夜中から)御天気急変で、ゲリラ豪雨で、登山道が濁流の中、下りてきました。
しかも、靴底が離れて、紐で縛り、何とも思い出深い「白山」でした。
私共は、11年前に、最初で最後の白山・・でした。
山でゲリラ豪雨、恐怖ですね。それも、今となっては。印象深い思い出になっているのでは?ないでしょうか。
靴底剥がれ・・・、私も、白馬で経験有ります。紐で縛ってなんとか、予定通り、こなしましたが、一瞬、どっきりした記憶有ります。
いろいろ、大小、ハプニングは起こりますが、みな覚えているものですね。
コメントいただき有難うございます。
お写真をたくさんとっておくと、後からよく思い出せるから良いですよね⤴✨
よく、「目に焼き付ける」という表現がありますが、私の場合は、カメラと写真を、記憶力減退老脳を補助するツールと思い込んでいて、見掛けたものをやたら撮っているんです。すっかり記憶がなくなっていても、写真を見ると、あの時、あの場所の情景が蘇ってくるから不思議ですね。
デジタル時代に生きていて、有難いことだと思っています。
コメントいただき有難うございます。