原発研究者の世界は, 原発ムラと呼ばれています。基本的に, 原発推進者ばかりで構成されています。日本の原子力研究者のほとんどは原発推進者です。ただし, 京大には5人の反原発派の学者がいます。この人たちは, 反原発のためにどんなに優秀であっても教授には絶対になれません。よくて助教授止まりです。まず研究費がほとんどつかない。とにかく貧乏なのです。朝日や毎日もこの人たちに取材することは皆無です。朝日が相手にするのは原発推進派の役付きの学者たちに限ります。正しいことを正しいと主張する人たちが不遇な社会, それが日本です。ちなみに東大には原発反対の学者はひとりもいません。みななんらかの形で電力会社から大金をもらい, 国からは原子力委員などの役をもらっています。
原発ムラの住人たちについて。
原発ムラはとにかく景気がいいのです。電力会社からいくらでもカネが出されます。
まず東大や京大の御用学者たちには, 何億円もの資金援助がなされます。もちろんカネを出すのは東京電力や関西電力などの電力会社です。名目は電力会社と東大や京大の共同研究費とか寄付講座などとなんでもいいのです。原発推進派の学者たちはとにかくカネ回りがよく贅沢をしています。
原発を所管するのは今では経済産業省と文部科学省です。電力会社に対する許認可権があります。そのため経産省などからは, 電力会社はもちろんその他の原発・電力関連の財団法人にたくさんの人間が天下りしています。
御用学者たちは原発の安全性をPRするのが仕事です。彼らは原子力関連委員となり, 官僚の手足となります。
テレビでは, 福島第一原発の事故で, テレビにさかんに出ていたのはみな原発推進派の学者たちです。
原発ムラを牛耳るのは, 東大大学院工学系研究科出身の人たちです。
原子力委員会委員長 近藤駿介
原子力安全委員会委員長 斑目(まだらめ)春樹
ふたりとも東大大学院工学系研究科出身です。典型的な御用学者たちです。原子力は五重の壁に守られているから絶対心配ないとウソをついてきた連中の親分たちです。
福島第一原発では, 「人体に影響はありません」という標語で賞を取りそうなのが, 経産省外局の原子力安全不安院, 失礼保安院です。
NHKで解説していたあの東大関村教授も東大大学院工学系研究科出身です。官房長官の枝野が「1号機の水位が下がった」と会見で言ったときの解説が「原子炉は停止した。冷却されているので安全は確保できる」でした。アホ学者です。私は, この人の発言をずっと聞いていて, かなり不信感を持ちました。とにかく胡散臭いというのはこのような人間にこそあてはまるのではないか。
東大大学院工学系研究科の教授にして, 資源エネルギー庁原子力部会長の田中知(さとる)も, 同じ穴の狢です。
こういう役付きの御用学者たちが, 今度の福島の事故では,放射能についても 「安全だ」を繰り返しています。NHKはもちろんですが, 民放もとにかく「人体には影響がない」程度と繰り返すばかりです。そんなに安全というのなら, 御用学者たちは全員半径30キロ~40キロの地域に移り住んでもらって実証してもらいたい。
朝日にしても, 毎日にしても, ちょっとでも電力会社や御用学者たちを批判する記事を書けば, 莫大な広告収入を棒に振ることになりますから, 絶対書かないと思います。つまり, 日本の大新聞は御用新聞になり下がっている。
東大や京大の御用学者たちについて。
いまだに根拠もなく安全だと繰り返すアホ学者たちには, 言葉もありません。なにかおかしい。こういう人間たちが, 東大の脳みそだとすると, いったい東大進学を競う社会とはどんな意味のある社会なのであろうか。
アホ学者たちは, 「ただちに健康に影響がありません」と言うけれど, 100ミリシーベルトの放射線を浴び続ける生活が「健康に影響がない」はずがないであろう。「たばこは吸い過ぎると健康に影響を及ぼす」といい, 「放射線はただちに健康に影響がありません」と言う。放射線だって, 「浴び続けると健康に影響を及ぼす」でしょ。いやたばこの比ではないでしょ。全く枝野は何を言っているのか。NHKに出てくるどこやらの放射線専門医はみな「大丈夫」を繰り返します。「人間はもともと放射能には強い免疫がある」とか, 「仮に浴び続けてもその後にしっかり検査などして対応すれば」全然心配ないなどと言いたいことを言っています。
原子力を推進してきた学者のほとんどが, 曲学阿世の徒であったとは, なんとも嘆かわしいことか。
※曲学阿世
出世のため時流に迎合する学者などを軽蔑する四字熟語。漢の武帝の頃, 硬骨の学者轅固生(えんこせい)が, 「曲学をモッテ世に阿(おもね)ルナカレ」と, 学者公孫弘(こうそんこう)にたいして言ったとされる。
原発ムラの住人たちについて。
原発ムラはとにかく景気がいいのです。電力会社からいくらでもカネが出されます。
まず東大や京大の御用学者たちには, 何億円もの資金援助がなされます。もちろんカネを出すのは東京電力や関西電力などの電力会社です。名目は電力会社と東大や京大の共同研究費とか寄付講座などとなんでもいいのです。原発推進派の学者たちはとにかくカネ回りがよく贅沢をしています。
原発を所管するのは今では経済産業省と文部科学省です。電力会社に対する許認可権があります。そのため経産省などからは, 電力会社はもちろんその他の原発・電力関連の財団法人にたくさんの人間が天下りしています。
御用学者たちは原発の安全性をPRするのが仕事です。彼らは原子力関連委員となり, 官僚の手足となります。
テレビでは, 福島第一原発の事故で, テレビにさかんに出ていたのはみな原発推進派の学者たちです。
原発ムラを牛耳るのは, 東大大学院工学系研究科出身の人たちです。
原子力委員会委員長 近藤駿介
原子力安全委員会委員長 斑目(まだらめ)春樹
ふたりとも東大大学院工学系研究科出身です。典型的な御用学者たちです。原子力は五重の壁に守られているから絶対心配ないとウソをついてきた連中の親分たちです。
福島第一原発では, 「人体に影響はありません」という標語で賞を取りそうなのが, 経産省外局の原子力安全不安院, 失礼保安院です。
NHKで解説していたあの東大関村教授も東大大学院工学系研究科出身です。官房長官の枝野が「1号機の水位が下がった」と会見で言ったときの解説が「原子炉は停止した。冷却されているので安全は確保できる」でした。アホ学者です。私は, この人の発言をずっと聞いていて, かなり不信感を持ちました。とにかく胡散臭いというのはこのような人間にこそあてはまるのではないか。
東大大学院工学系研究科の教授にして, 資源エネルギー庁原子力部会長の田中知(さとる)も, 同じ穴の狢です。
こういう役付きの御用学者たちが, 今度の福島の事故では,放射能についても 「安全だ」を繰り返しています。NHKはもちろんですが, 民放もとにかく「人体には影響がない」程度と繰り返すばかりです。そんなに安全というのなら, 御用学者たちは全員半径30キロ~40キロの地域に移り住んでもらって実証してもらいたい。
朝日にしても, 毎日にしても, ちょっとでも電力会社や御用学者たちを批判する記事を書けば, 莫大な広告収入を棒に振ることになりますから, 絶対書かないと思います。つまり, 日本の大新聞は御用新聞になり下がっている。
東大や京大の御用学者たちについて。
いまだに根拠もなく安全だと繰り返すアホ学者たちには, 言葉もありません。なにかおかしい。こういう人間たちが, 東大の脳みそだとすると, いったい東大進学を競う社会とはどんな意味のある社会なのであろうか。
アホ学者たちは, 「ただちに健康に影響がありません」と言うけれど, 100ミリシーベルトの放射線を浴び続ける生活が「健康に影響がない」はずがないであろう。「たばこは吸い過ぎると健康に影響を及ぼす」といい, 「放射線はただちに健康に影響がありません」と言う。放射線だって, 「浴び続けると健康に影響を及ぼす」でしょ。いやたばこの比ではないでしょ。全く枝野は何を言っているのか。NHKに出てくるどこやらの放射線専門医はみな「大丈夫」を繰り返します。「人間はもともと放射能には強い免疫がある」とか, 「仮に浴び続けてもその後にしっかり検査などして対応すれば」全然心配ないなどと言いたいことを言っています。
原子力を推進してきた学者のほとんどが, 曲学阿世の徒であったとは, なんとも嘆かわしいことか。
※曲学阿世
出世のため時流に迎合する学者などを軽蔑する四字熟語。漢の武帝の頃, 硬骨の学者轅固生(えんこせい)が, 「曲学をモッテ世に阿(おもね)ルナカレ」と, 学者公孫弘(こうそんこう)にたいして言ったとされる。