今、23時15分です。今週は水曜日をお休みとしました。指導準備に追われる1週間となるかと思います。小6の仕上がりですが、課題レジュメをきちんと出し続けた子の仕上がりのみ可能性に満ちています。また、わたしの最高水準レジュメ「新推論算数」をこなることがこれからの合否の分水嶺になるのであろうと確信しています。課題を出さない子というのは、結局、白紙答案に近い終わり方をするということも改めて思いました。また、字が判読不能な子というのはいい結果を残さない。
よく教えるとか、理解させる、ということを言いますが、これは実はかなり乱暴な言い方なのではないかと思います。子どもの状態を考慮に入れていないからです。わたしは説明すると、子どものほうでわたしの説明に耐えられるほどの準備があるかということをまず考えます。例えば、割合の問題を説明するとして、その前に子どもに割合の概念を組み込んでいるかが問題です。説明に耐え得ない子には説明しても無駄ということです。まず、説明するには説明を受け入れるだけの脳の準備をしてからということです。
課題を出さない子は早晩、答案を白紙で出すことはほぼ確定した未来です。次回に出せない、どころか1週間遅れ、2週間遅れ、いや結局出さない、そういう子たちが成功することは100%ないのです。
日曜日に「勝導」を実施しましたが、気になったことがありました。ちょっとした想像力をはたらかせる問題に白紙、これは書けるであろうと思った図形の説明が白紙であったことです。これは正直わたしにはショックでした。
本番ではちょっとしたひらめきが合格に結びついていることは間違いない。全く教えられたこと、覚えたことしか、考えつかないのでは合格の幸運をつかむことはかなり難しいのではないか。
正直に告白しますが、わたしは子どもたちの出したレジュメを添削するとき、小5、小6たちなんですが、字がほとんど読み取れないほどひどい子がいます。字が形になっていないのです。これはどうしたものでしょうか。
思えば、平成19年の受検指導のときは、課題はまず戻ってこない、結果直前は白紙答案の続出で絶望的でした。実は、「勝導」で白紙に近い答案が出ています。勝負になっていないのです。課題をほとんど出してこない、「推論算数」系のレジュメに対応できていない、そういうことが関係しているということは間違いなかろうと思います。
○最強都立
V模擬の最新資料によりますと、最良都立は次のようになるでしょうか。
○最強都立高校 西 日比谷 国立 (以上3校)
○以下、次の順位で最良都立が続くかと思います。
1 戸山 2 八王子東 3 立川 4 青山 5 駒場 新宿 国際 6 小山台 (以上8校)
○最強都立中高一貫校
いい児童を選抜して集めたのですから、当然いい結果を出すであろうと期待されての船出でしたが、結局最強都立を凌ぐほどにはなっていません。
大学受験の指導型は、3年型指導と6年型指導があるとされ、6年型のほうが最後の1年を受験に使えるからいいと言われてきました。それは確かに私立中高一貫校の実績で証明されてきたかのようです。しかし、日比谷や西などの3年型指導校の東大進学数を見ると、本質はそういうところにはないのではないかとも思えてきます。
東大合格者で言えば、西、日比谷、国立、八王子東、戸山、立川まででしょうか。
都立一貫型では、小石川、桜修館、白鴎、両国がいいようです。武蔵は多摩地区のほうで都心の住む人たちから関心が薄いのか、今のところさしたる成果を出してはいないようです。
もともと都立高校の凋落に歯止めをかけようと、都立高校3番手校を一貫校化して、都立に児童を呼び込もうと始めた制度でしたが、しぼられてきたようです。もともと優秀な子たちが集まっているのですから、しぼられた何校かが最強都立高校には及ばないもののさらに合格者数を伸ばしていくのではないか。
26年の指導で実感したのは、都立一貫校受検者のレベルの高くなったことであろうか。合格できるほどの子は、課題をきちんとやりこなす、かなりのレベルの問題をこなせるということではないか。
現実には合格を夢見て合格定数の8倍、10倍の受検生が集まり、合格をめざして努力をしていることであろうが、だれもかれもが合格できるわけではない。今の都立中はかつてない難関化している。
集まった児童の数%しか合格しないのに大手には群がるように児童が集まる。これはいかなることであろうか。あなたたちの90%は合格しないのですよ、と言っているのに、自分だけは別だとみな思っている、だから商売が成り立っているのであろうが。
台風19号は午前2時過ぎ頃東京を通過するのかな。
明日は台風一過秋晴れなのかな。
よく教えるとか、理解させる、ということを言いますが、これは実はかなり乱暴な言い方なのではないかと思います。子どもの状態を考慮に入れていないからです。わたしは説明すると、子どものほうでわたしの説明に耐えられるほどの準備があるかということをまず考えます。例えば、割合の問題を説明するとして、その前に子どもに割合の概念を組み込んでいるかが問題です。説明に耐え得ない子には説明しても無駄ということです。まず、説明するには説明を受け入れるだけの脳の準備をしてからということです。
課題を出さない子は早晩、答案を白紙で出すことはほぼ確定した未来です。次回に出せない、どころか1週間遅れ、2週間遅れ、いや結局出さない、そういう子たちが成功することは100%ないのです。
日曜日に「勝導」を実施しましたが、気になったことがありました。ちょっとした想像力をはたらかせる問題に白紙、これは書けるであろうと思った図形の説明が白紙であったことです。これは正直わたしにはショックでした。
本番ではちょっとしたひらめきが合格に結びついていることは間違いない。全く教えられたこと、覚えたことしか、考えつかないのでは合格の幸運をつかむことはかなり難しいのではないか。
正直に告白しますが、わたしは子どもたちの出したレジュメを添削するとき、小5、小6たちなんですが、字がほとんど読み取れないほどひどい子がいます。字が形になっていないのです。これはどうしたものでしょうか。
思えば、平成19年の受検指導のときは、課題はまず戻ってこない、結果直前は白紙答案の続出で絶望的でした。実は、「勝導」で白紙に近い答案が出ています。勝負になっていないのです。課題をほとんど出してこない、「推論算数」系のレジュメに対応できていない、そういうことが関係しているということは間違いなかろうと思います。
○最強都立
V模擬の最新資料によりますと、最良都立は次のようになるでしょうか。
○最強都立高校 西 日比谷 国立 (以上3校)
○以下、次の順位で最良都立が続くかと思います。
1 戸山 2 八王子東 3 立川 4 青山 5 駒場 新宿 国際 6 小山台 (以上8校)
○最強都立中高一貫校
いい児童を選抜して集めたのですから、当然いい結果を出すであろうと期待されての船出でしたが、結局最強都立を凌ぐほどにはなっていません。
大学受験の指導型は、3年型指導と6年型指導があるとされ、6年型のほうが最後の1年を受験に使えるからいいと言われてきました。それは確かに私立中高一貫校の実績で証明されてきたかのようです。しかし、日比谷や西などの3年型指導校の東大進学数を見ると、本質はそういうところにはないのではないかとも思えてきます。
東大合格者で言えば、西、日比谷、国立、八王子東、戸山、立川まででしょうか。
都立一貫型では、小石川、桜修館、白鴎、両国がいいようです。武蔵は多摩地区のほうで都心の住む人たちから関心が薄いのか、今のところさしたる成果を出してはいないようです。
もともと都立高校の凋落に歯止めをかけようと、都立高校3番手校を一貫校化して、都立に児童を呼び込もうと始めた制度でしたが、しぼられてきたようです。もともと優秀な子たちが集まっているのですから、しぼられた何校かが最強都立高校には及ばないもののさらに合格者数を伸ばしていくのではないか。
26年の指導で実感したのは、都立一貫校受検者のレベルの高くなったことであろうか。合格できるほどの子は、課題をきちんとやりこなす、かなりのレベルの問題をこなせるということではないか。
現実には合格を夢見て合格定数の8倍、10倍の受検生が集まり、合格をめざして努力をしていることであろうが、だれもかれもが合格できるわけではない。今の都立中はかつてない難関化している。
集まった児童の数%しか合格しないのに大手には群がるように児童が集まる。これはいかなることであろうか。あなたたちの90%は合格しないのですよ、と言っているのに、自分だけは別だとみな思っている、だから商売が成り立っているのであろうが。
台風19号は午前2時過ぎ頃東京を通過するのかな。
明日は台風一過秋晴れなのかな。