日は短くなり外は肌寒くなりましたが、室内はまだやや蒸し暑さが残ります。台風19号が近づいています。900hPaという恐ろしい気圧です。今後日本列島に近づいてくるにしたがってどこまで気圧をあげるか気になるところです。
今日も朝から忙しくしておりましたので、なかなかブログにまで手がまわりませんでした。小6のことが頭からはなれないのです。
今日は都立両国の問題を解きました。解いてみて思ったのですが、レベルは竹の会でやっているレベルよりかなり下です。図形の面積を求める問題は、竹の会では何度か取り上げたものと全く同じ問題でした。さて小6の子たちが気がついてくれるかどうか。竹の会の子たちはふだんからもっともっとレベルの高い問題に取り組んできました。どちらかというと中学入試問題寄りの問題であったように感じられました。今の竹の会の「新推論算数」をこなす子たちにはなんでもない問題かと思いますが、問題は「気がつくか」です。正直、不安を持っています。
7回解き直しを実行した暁には、知識がつながってくると思います。今結果があまりよくないのは、やはり「気がつかない」ことが大きいのかと思います。「あ~、あれだ」と気がつけばいいのです。そのためにもこの2か月はしっかりと解き直しを実行してほしいと思います。
竹の会ではすでに3名は実力十分と認定しております。うち2名については類い希なる実力者と認められます。りっぱに本番に通用する力の持ち主とわたしは思っております。これからはこれまで考えてきたことを何度も繰り返すことです。やってきたことを確実にしていくことです。
過去、この時期の竹の会の小6には、休みの日に1日17時間やったという記録が残されています。杉山太一君です。わたしは「17時間?」とびっくりして聞き返したことを覚えております。
その杉山太一君、実は算数は中の上程度でした。これは入会時期が小6の6月であったこと、彼のいた平成21年にはまだミクロマクロ法は確立していなかったことなどマイナスの要因があったことが大きかったと思います。今の竹の会のトップの小6の2人の実力はそのはるか上をいくと見ています。竹の会の小6はもっと自信をもっていいと思います。
ことしの小6の子たちの仕上がりを見ていますと、やはり小5の時期の勉強がかなり大きく今の状況を規定しているように思います。
小5の時期は親御さんもまだ1年先という意識が強くかなり緩いのかなと思います。小5だから勉強もほどほど、習い事もしっかりやる、家族旅行もよく出かける、そういうことだと思います。
ところが、小6になってどれだけ力がつけられるか、伸びるか、というのは小5までの蓄積のある子が絶対に有利に進められる、これは間違いのないところです。現在、小6の中には、かなりのレジュメの積み残しがあることを認識していますが、やはり習い事をしている子にその傾向が強いように思います。小6になって合格する見通しをえるほどに力をつけ得るかは、それほど簡単ではない。今年の小6を見てもわかるとおり、思考を鍛える期間というのは、9月が限界であめうか。今年の夏休みはこれまでになく思考重視型の指導を実施してきましたが、その延長で9月までとにかくじっくりと考えさせる指導をとってきました。そういう指導をとってきたからこそ、10月、11月に過去問合格法という指導を取り込めることも可能となったのです。
考えてみれば、今年の2月から9月までびっしりと思考重視型のレジュメで鍛えてまいりましたが、実はこのレジュメに必ずしもついてこれなかった小6たちもいたのです。毎回発行されるレジュメが毎回積み残されてしまう、そういう小6がいたのです。
正直、完璧にわたしの最高レベルのレジュメについてこれたのは、2名のみです。もうひとり最近わたしを驚かせている小6が出ましたが、最高レジュメ「新推論算数」には太刀打ちできない小6を2名認知しております。
ただこの最高レジュメがこなせなくても合格できるほどに竹の会のレベルは高いと思っていただいてよろしいかと思います。過去の合格者がそれほど高いレベルの問題をこなしてきたかというと、今のレベルのレジュメは過去にはなかったというのが正直なところです。
ただ25年ど合格者については、わたしを感心させるほどに「よく解けた」ということです。「第1類」と「合格答案への道」しかなかったけれど、それだけで合格してしまいました。そしてほとんとうによく「解いた」子たちでした。
「解く子が受かる」。これはあたりまえのことですよね。その意味では、今年受検した子たちというのは、「解けない」子たちだったという印象が残っております。
さて、小のみなさんが、来年の今頃に今のしょうトップクラスの子たちほどにどれだけ匹敵するほどに力をつけられるかです。
これはもう小5の今の時期というものをどうとらえるかということにも関係してきます。まだまだと余裕の行動をとられる親御さんが多いのかと思いますが、小6の9月の力がどのようなものかはすでに今から決まるということです。
わたしは小6の子たちには2月の時期、2か月先が本番のつもりで勉強しなさいということを言い続けてきましたが、先になって、後からがんばればなんとかなる、そういう考えの親御さんというのは、たいてい失敗するのではないかと思います。
いつも言うのですけれど、都立中というのは、8倍とか10倍とかの世界です。10人の中の1人に選ばれるというのは、どういうことなのか、考えてみればすぐわかることなのです。
まずもともとの才能というものは必要でしょ。10人の中の1人なのですから。その上で、努力する子、実行力のある子でなければならない。たとえば、今のこの小5の時期に1日5時間やっている小5がいるかということです。もしいたらその子が10人の中の1人になる可能性が高いということです。成功する子というのは、まず法事で1週間勉強しないというようなことはやらないということです。平成10年に早実に受かった鈴木君は、中学の3年間盆も正月も塾にきました。親御さんの考え方でもありましたが、わたしは一度「家族で食事に行ったりしないのか」と聞いたとがありましたが、「ない」と一言でした。なみに彼の父君は某大手の重役でしたから決して経済的な理由で行かなかったわけではありません。まず勉強という強い意思がありました。これは平成13年に都立西に合格した男子についてもそうです。成功する子は家庭の意思として勉強が絶対的なものだという強い意思を感じたものでした。
今日も朝から忙しくしておりましたので、なかなかブログにまで手がまわりませんでした。小6のことが頭からはなれないのです。
今日は都立両国の問題を解きました。解いてみて思ったのですが、レベルは竹の会でやっているレベルよりかなり下です。図形の面積を求める問題は、竹の会では何度か取り上げたものと全く同じ問題でした。さて小6の子たちが気がついてくれるかどうか。竹の会の子たちはふだんからもっともっとレベルの高い問題に取り組んできました。どちらかというと中学入試問題寄りの問題であったように感じられました。今の竹の会の「新推論算数」をこなす子たちにはなんでもない問題かと思いますが、問題は「気がつくか」です。正直、不安を持っています。
7回解き直しを実行した暁には、知識がつながってくると思います。今結果があまりよくないのは、やはり「気がつかない」ことが大きいのかと思います。「あ~、あれだ」と気がつけばいいのです。そのためにもこの2か月はしっかりと解き直しを実行してほしいと思います。
竹の会ではすでに3名は実力十分と認定しております。うち2名については類い希なる実力者と認められます。りっぱに本番に通用する力の持ち主とわたしは思っております。これからはこれまで考えてきたことを何度も繰り返すことです。やってきたことを確実にしていくことです。
過去、この時期の竹の会の小6には、休みの日に1日17時間やったという記録が残されています。杉山太一君です。わたしは「17時間?」とびっくりして聞き返したことを覚えております。
その杉山太一君、実は算数は中の上程度でした。これは入会時期が小6の6月であったこと、彼のいた平成21年にはまだミクロマクロ法は確立していなかったことなどマイナスの要因があったことが大きかったと思います。今の竹の会のトップの小6の2人の実力はそのはるか上をいくと見ています。竹の会の小6はもっと自信をもっていいと思います。
ことしの小6の子たちの仕上がりを見ていますと、やはり小5の時期の勉強がかなり大きく今の状況を規定しているように思います。
小5の時期は親御さんもまだ1年先という意識が強くかなり緩いのかなと思います。小5だから勉強もほどほど、習い事もしっかりやる、家族旅行もよく出かける、そういうことだと思います。
ところが、小6になってどれだけ力がつけられるか、伸びるか、というのは小5までの蓄積のある子が絶対に有利に進められる、これは間違いのないところです。現在、小6の中には、かなりのレジュメの積み残しがあることを認識していますが、やはり習い事をしている子にその傾向が強いように思います。小6になって合格する見通しをえるほどに力をつけ得るかは、それほど簡単ではない。今年の小6を見てもわかるとおり、思考を鍛える期間というのは、9月が限界であめうか。今年の夏休みはこれまでになく思考重視型の指導を実施してきましたが、その延長で9月までとにかくじっくりと考えさせる指導をとってきました。そういう指導をとってきたからこそ、10月、11月に過去問合格法という指導を取り込めることも可能となったのです。
考えてみれば、今年の2月から9月までびっしりと思考重視型のレジュメで鍛えてまいりましたが、実はこのレジュメに必ずしもついてこれなかった小6たちもいたのです。毎回発行されるレジュメが毎回積み残されてしまう、そういう小6がいたのです。
正直、完璧にわたしの最高レベルのレジュメについてこれたのは、2名のみです。もうひとり最近わたしを驚かせている小6が出ましたが、最高レジュメ「新推論算数」には太刀打ちできない小6を2名認知しております。
ただこの最高レジュメがこなせなくても合格できるほどに竹の会のレベルは高いと思っていただいてよろしいかと思います。過去の合格者がそれほど高いレベルの問題をこなしてきたかというと、今のレベルのレジュメは過去にはなかったというのが正直なところです。
ただ25年ど合格者については、わたしを感心させるほどに「よく解けた」ということです。「第1類」と「合格答案への道」しかなかったけれど、それだけで合格してしまいました。そしてほとんとうによく「解いた」子たちでした。
「解く子が受かる」。これはあたりまえのことですよね。その意味では、今年受検した子たちというのは、「解けない」子たちだったという印象が残っております。
さて、小のみなさんが、来年の今頃に今のしょうトップクラスの子たちほどにどれだけ匹敵するほどに力をつけられるかです。
これはもう小5の今の時期というものをどうとらえるかということにも関係してきます。まだまだと余裕の行動をとられる親御さんが多いのかと思いますが、小6の9月の力がどのようなものかはすでに今から決まるということです。
わたしは小6の子たちには2月の時期、2か月先が本番のつもりで勉強しなさいということを言い続けてきましたが、先になって、後からがんばればなんとかなる、そういう考えの親御さんというのは、たいてい失敗するのではないかと思います。
いつも言うのですけれど、都立中というのは、8倍とか10倍とかの世界です。10人の中の1人に選ばれるというのは、どういうことなのか、考えてみればすぐわかることなのです。
まずもともとの才能というものは必要でしょ。10人の中の1人なのですから。その上で、努力する子、実行力のある子でなければならない。たとえば、今のこの小5の時期に1日5時間やっている小5がいるかということです。もしいたらその子が10人の中の1人になる可能性が高いということです。成功する子というのは、まず法事で1週間勉強しないというようなことはやらないということです。平成10年に早実に受かった鈴木君は、中学の3年間盆も正月も塾にきました。親御さんの考え方でもありましたが、わたしは一度「家族で食事に行ったりしないのか」と聞いたとがありましたが、「ない」と一言でした。なみに彼の父君は某大手の重役でしたから決して経済的な理由で行かなかったわけではありません。まず勉強という強い意思がありました。これは平成13年に都立西に合格した男子についてもそうです。成功する子は家庭の意思として勉強が絶対的なものだという強い意思を感じたものでした。