海外の試合について最近あまり書いていなかったので、
ここでまとめて書いておきたいと思う。全て10月の試合だ。
4日、WBO世界スーパー・フライ級タイトルマッチがラスベガスで
行われ、フェルナンド・モンティエルがルイス・メレンデスを
最終12ラウンドTKOに下して5度目の王座防衛。
倒し倒されの激闘だったが、ピンチを切り抜ける巧みさとパンチの
正確さでモンティエルが上回った印象だ。長らく軽量級の第一人者として
活躍するモンティエルだが、まだ28歳。集中力さえ切らさなければ、
まだまだトップクラスで戦えそうだ。
13日モスクワ。WBO世界ヘビー級タイトルマッチは、王者
スルタン・イブラギモフが、5度目のヘビー級王座獲得を狙った
古豪イベンダー・ホリフィールドに大差判定勝ちで初防衛に成功。
敗れはしたものの、ホリフィールドも44歳とは思えないシャープな
動きを披露し善戦していた。本人はまだまだ引退はしないと発言。
この日の状態の良さを見る限り、またチャンスはやってきそうだ。
イブラギモフvsホリフィールド戦の前座で行われたIBF世界
スーパー・フライ級王座決定戦では、ディミトリー・キリロフが
ホセ・ナバーロに判定勝ちで悲願の王座獲得。徳山昌守との戦いで
日本でも馴染みの両者。いずれも、3度目のタイトル挑戦だった。
同じく13日、アルゼンチンのボクシングの殿堂「ルナ・パーク」で
行われたWBA世界ライト・フライ級タイトルマッチは、地元の王者
ファン・カルロス・レベコが、ウンベルト・プールを5ラウンド
TKOに下して初防衛。レベコは未だ無敗で、最近5試合のうち
4試合はKO勝ち。なかなかパンチがあるようだ。
19日、カナダで行われたIBF世界スーパー・ミドル級
タイトルマッチ。ルーマニア出身でカナダ在住のルシエン・ブテが、
王者アレハンドロ・ベリオに11ラウンドTKO勝ちで王座奪取。
ベリオは初防衛に失敗。旧ソ連あるいは東欧圏のボクサーの活躍は、
今やボクシング界にすっかり定着した観がある。
20日、ドイツで行われたWBA世界ミドル級タイトルマッチでは、
フェリックス・シュトルムがランディ・グリフィンと引き分けて
辛くも2度目の防衛に成功。指名挑戦者が相手だったのだから、
苦戦するのは仕方ない面もある。
20日にメキシコで行われたWBC世界スーパー・フライ級
タイトルマッチ。王者クリスチャン・ミハレスがフランク・ゴリオーに
1ラウンドKO勝ち。昨年9月の王座獲得から、わずか1年少々で
5度目の防衛に成功した。対戦相手の質はともかく、今最も勢いのある
王者の一人と言っていいだろう。
ここでまとめて書いておきたいと思う。全て10月の試合だ。
4日、WBO世界スーパー・フライ級タイトルマッチがラスベガスで
行われ、フェルナンド・モンティエルがルイス・メレンデスを
最終12ラウンドTKOに下して5度目の王座防衛。
倒し倒されの激闘だったが、ピンチを切り抜ける巧みさとパンチの
正確さでモンティエルが上回った印象だ。長らく軽量級の第一人者として
活躍するモンティエルだが、まだ28歳。集中力さえ切らさなければ、
まだまだトップクラスで戦えそうだ。
13日モスクワ。WBO世界ヘビー級タイトルマッチは、王者
スルタン・イブラギモフが、5度目のヘビー級王座獲得を狙った
古豪イベンダー・ホリフィールドに大差判定勝ちで初防衛に成功。
敗れはしたものの、ホリフィールドも44歳とは思えないシャープな
動きを披露し善戦していた。本人はまだまだ引退はしないと発言。
この日の状態の良さを見る限り、またチャンスはやってきそうだ。
イブラギモフvsホリフィールド戦の前座で行われたIBF世界
スーパー・フライ級王座決定戦では、ディミトリー・キリロフが
ホセ・ナバーロに判定勝ちで悲願の王座獲得。徳山昌守との戦いで
日本でも馴染みの両者。いずれも、3度目のタイトル挑戦だった。
同じく13日、アルゼンチンのボクシングの殿堂「ルナ・パーク」で
行われたWBA世界ライト・フライ級タイトルマッチは、地元の王者
ファン・カルロス・レベコが、ウンベルト・プールを5ラウンド
TKOに下して初防衛。レベコは未だ無敗で、最近5試合のうち
4試合はKO勝ち。なかなかパンチがあるようだ。
19日、カナダで行われたIBF世界スーパー・ミドル級
タイトルマッチ。ルーマニア出身でカナダ在住のルシエン・ブテが、
王者アレハンドロ・ベリオに11ラウンドTKO勝ちで王座奪取。
ベリオは初防衛に失敗。旧ソ連あるいは東欧圏のボクサーの活躍は、
今やボクシング界にすっかり定着した観がある。
20日、ドイツで行われたWBA世界ミドル級タイトルマッチでは、
フェリックス・シュトルムがランディ・グリフィンと引き分けて
辛くも2度目の防衛に成功。指名挑戦者が相手だったのだから、
苦戦するのは仕方ない面もある。
20日にメキシコで行われたWBC世界スーパー・フライ級
タイトルマッチ。王者クリスチャン・ミハレスがフランク・ゴリオーに
1ラウンドKO勝ち。昨年9月の王座獲得から、わずか1年少々で
5度目の防衛に成功した。対戦相手の質はともかく、今最も勢いのある
王者の一人と言っていいだろう。
イブラギモフはホリィの陰に隠れちゃってる感じですね、ホリィは凄い・・・。ドナルド戦では絶対に皆が完全に終わったと思ったと思います。それがこの年にして世界王座へ接近して大善戦、本当に不屈の人とは彼の事を言うのだろう・・・。すぐに時代が経って多くの事を忘れちゃうボクシング界において、彼の姿が過去の人視ばかりされるのが悲しいです。今こそまた、彼を大きく称えるべき時代だと思うのですが。とかまぁ、各選手の世界戦ごとに色々感じますが、いっつも長くなるし今回も長いしこのへんで(笑)
正直、僕はヘビー級の試合ってあんまり
好きじゃないのですが、先日のイブラギモフと
ホリフィールドの試合は、両者とも動きが
キビキビしていて面白かったです。
そんな好試合を見せてくれたのが、40代半ばの、
過去に何度も「もう終わった」と言われてきた
ボクサーだというのも凄い話ですね。
あの年であの動きって凄いですよね。伝説に更に磨きを掛けたと思うしもう言葉も出ないほどです。この先もっと高齢ボクサー増えるのではと思います。