アンズの木を移植したのは、まだ花が開く前のツボミのときでした。そしたら、だいぶ咲いたんですね。木のなかに蓄えている栄養分でそれが可能になったのでしょう。
あそこのアンズでいちばん早いものは植えてから4年目です。3年目の昨年も、いくらか実がなったのです。一般的に、4年目からは数はすくないものの、収穫がはじまる、といわれています。ですから、ことしは楽しみにしていたんですね。でも、移転しましたから . . . 本文を読む
これだけ大きくなったアンズを移して、枯れはしないでしょうか? しかも、苗を抜くときは、パワーショベルでガサッと抜くので、根は切れるし、土もついていません。日本からきた人たちには、信じられない話です。
前中久行顧問、いや、一昨日の会員総会で新しい代表に就任がきまりました。立花吉茂前代表は名誉顧問です。前中さんは、「芽が動く前ですからだいじょうぶです。枯れることはありません」とのこと。
6月 . . . 本文を読む
アンズだけでも6種類あります。このあとの作業を考えても、同じ種類のものをまとめて植えるのがつごうがいい。大きなものは直径10cm前後にも育っていますが、品種ごとに色のちがうペンキで印がつけてあります。また木が植わっていたときの方角を変えないため、ペンキの印は南がわにつけてあり、その印にしたがって植えていきます。
植え終わると、すぐに水をやります。また根を切っていますから、それとのバランスをと . . . 本文を読む
白登苗圃と実験果樹園「かけはしの森」が、工業団地の大波をまともにかぶることになりました。今年の計画に果樹園の6割と、管理棟、2つの井戸がかかってしまったのです。井戸の1つはしばらくはつかえるそうで、苗圃のかなりの部分は維持できますが、それも時間の問題。
最初に植えたアンズはことしが4年目で、多少の収穫を見込めたのです。でも、それを守るのは不可能。土地の所有権は国にあり、国のやり方に抵抗できな . . . 本文を読む
私たちの協力拠点は大同県周士庄鎮に集ってきたのですが、ここで大問題が発生しました。周士庄鎮、倍加造鎮という2つの鎮に工業園区(工業団地)が造成されるというのです。その面積たるや、3700haといいますから、大阪でいえば豊中市よりちょっと広いくらい。
第一次として38の企業の進出がきまっているそうで、最大のものがFoxconn(富士康)。世界最大の電器請負生産企業で、デル、ヒューレットパッカー . . . 本文を読む
大同でくるまを走らせていると、民家の塀、建物の壁、電柱など、いたるところに「活動房 〇〇…△△」と、ペンキなどでなぐり書きされています。〇〇…△△のところは、携帯電話の番号。最初は、これがなんのことかわからなかったんですね。いろんな行事やイベントのことを、中国では「活動」といいますし、房は部屋ですから、私はかってにカラオケハウスのようなものを想像していたんですよ。
じゃ、ないんですね。部屋自 . . . 本文を読む
地ならし、井戸掘りと並行して、管理棟の建設がはじまりました。地元の人は、どちらかというと、2階建て、3階建てのものが好みのようですけど、やはり平屋にしました。建てる場所は、敷地の南東の角で、敷地の入口に近い、便利なところです。
そのさいには、風水先生に相談したと思います。南郊区でいちばん有名な風水先生にきてもらったところ、「大同中でいちばん風水のいいところだ」といわれたといって、よろこんでい . . . 本文を読む