677話)井戸掘りに挑戦(6)

 穴が深くなると、1人で掘るのはたいへん。長男が手伝うことになり、私が掻い出した石と水を、地上で受け取って、捨ててくれます。ときに、それを交替。ときどき、つれあいがのぞきにきて、「狭い庭なのに、いろんな遊びができるねえ!」と冷やかします。  大きな石にであいます。ほかの石や土とからまっていて、簡単にはとりだせないのです。周囲を掘って、手がかりをつけ、バールをテコにして、引き起こす。と書くのはかん . . . 本文を読む
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