196話)戻ってきた北京の渋滞

 9月25日に帰国しました。その前日は北京市内で活動。
 空港近くのホテルに一泊しましたが、またまたホテルのそばで白タクをつかまえました。半日ずっとつきあってくれ、ときには3時間近くもジッと待ってくれて、それで250元。高速料金込みです。
 その運転手が嘆くんですね。オリンピック・パラリンピック開催中は、1日おきにしかしごとができなかった。それが終わると、また渋滞がはじまった、といって。通勤時間ではなかったのですが、それでもあちこちで渋滞しました。
 市民のなかには、「ずっとオリンピックがつづいてくれたらいいのに……」と思った人も少なくなかったようです。
 開幕まえは、ずいぶん緊張していました。友人たちが「早く終わってくれないかなあ」といいますので、「いちばんそう思っているのは胡錦濤さんだろうよ」などといったものです。
 じっさいに開幕式の前日あたりは、王府井の人通りもずいぶん少なかったそうです。なにか起こらないか、みなさん、心配だったのでしょう。
 青空はまだ残っていました。でも、操業を停止した工場などをそのままにしておくことはできないでしょうしね。
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