870話)池のそばのポプラです

 敷地の北のはずれの山から、管理棟のあたりを見下ろした写真です。右端から3分の1くらいのところに生えている木は大部分がポプラです。そしてその下に池があります。

 以前はここに4~5軒の小さな村があったそうです。でも、私たちが借りる10年ほどまえに引っ越していったそう。家があったことのわかる石垣などが残っていました。村の名前は「流黄水」といいました。えっ! 

 そこに流れ込む水は、すぐ上で湧いてきたきれいな水です。なんどか私は、なまでもここの水を飲みましたけど、なんともありません。池の水もほんとにきれいです。なぜ、こんな名前に?

 村の人たちは「龍喫水」といっていたんだそう。ところが、村の貧しさを揶揄して、近くの人たちが「流黄水」と読んだため、やがてそれが村の名になったのだとか。


 ここのポプラも初期にくらべると、ずっと大きくなっていることが、この写真でもわかると思います。そうそう、1999年4月の起工式は、あの木のすぐそばでおこなわれたのです。
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