中国の内陸部での緑化協力にかかわる報告です。
続々・黄土高原レポート
583話)南天門自然植物園のナラ

南天門自然植物園の陰坡(北向きの日陰斜面)の主人公は、なんといってもナラです。そのほかに数種類のシナノキ、カバノキ、マツなどと、灌木数種類がありますけど、おそらく全体の7割以上がナラだと思います。
ながらくリョウトウナラ(遼東櫟)とばかり思っていたのですが、そのなかにモンゴリナラ(蒙櫟)もまじっているらしいことがわかりました。でも、よく似通っていて、断定はできません。しかもナラの類は自然に交雑するようなので、なおさら判別はむずかしいのです。
今回は日本からナラにくわしい専門家にもきてもらいました。調査区のなかの葉と実の標本を採種し、その特徴と、生育ぶりとを対照してもらうと、どうやら一段大きいものがモンゴリナラで、その下の育ちの劣るものがリョウトウナラらしいことがわかりました。
ながらくリョウトウナラ(遼東櫟)とばかり思っていたのですが、そのなかにモンゴリナラ(蒙櫟)もまじっているらしいことがわかりました。でも、よく似通っていて、断定はできません。しかもナラの類は自然に交雑するようなので、なおさら判別はむずかしいのです。
今回は日本からナラにくわしい専門家にもきてもらいました。調査区のなかの葉と実の標本を採種し、その特徴と、生育ぶりとを対照してもらうと、どうやら一段大きいものがモンゴリナラで、その下の育ちの劣るものがリョウトウナラらしいことがわかりました。
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