827話)馬車

 大同の農村に20年もかよってくると、めずらしいこともそうあるわけではありません。たいていのことが見慣れた光景。そうなると、写真もあまり撮らなくなります。いいことではけっしてありません。

 8月23日の夜、大同に到着した大阪市RR厚生会のメンバーのなかに、カメラマンが混じっていたのです。いろいろ話をききました。短い滞在期間で、訪れる場所も多くないのですが、せっかくですからフォトスポットを案内しました。すると、自分でも撮ろうという気になるんですよ。いえ、競い合う気持ちなんてありません。

 渾源県三嶺村付近でトイレ休憩をしたとき、1台の馬車が浸食谷の底から登ってきました。収穫した菜種を満載しています。もともとは、浸食谷の光景に対象物として馬車をいれるつもりだったのですが、馬車を主題に切り取ってみようという気になりました。
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