961話)ギョウジャニンニク

ギョウジャニンニクです。2012年夏に裏磐梯の民宿に泊まったとき、その庭から種子を失敬してきました。すぐに蒔いておいたところ、翌春には発芽し、20本前後の若苗になっています。

最終的には食べるのが目的ですから、これでは寂しすぎます。種を買って蒔くこともできますが、私が選んだのは、開花に近い球根を買って、それを植え、種子ができたらそれを蒔こうというものでした。インターネットオークションで一作開花株を50球購入したのです。それをカタクリの隣に植えました。ほぼすべてが発芽しています。

この間にいろいろな種子を蒔いてみているのですが、そのなかでの発見は、完熟は発芽の条件ではないことです。完熟して乾燥がすすんだものより、やや未熟なもののほうが発芽が確実だという印象があります。

たとえばレンゲショウマ。完熟していない種子を取り蒔きしたものは、今年の春、ほぼすべてが発芽しました。それにたいしてネットで購入した種子は、まだ1本しか発芽していません。ひょっとすると残りは来春以降の発芽になるか、発芽しないのかもしれません。

ギョウジャニンニクについて、種子を買わないで、開花に近い球根を買ったのは、そのような理由からです。
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