1113話)南天門自然植物園の変遷(1)

大同で延べ200以上の緑化プロジェクトをつくってきました。私の立場では、「どの子も同じようにかわいい!」といわないといけないんでしょうけど、残したいものを1つだけ選べ、といわれたら、やはり霊丘県の南天門自然植物園です。

立花吉茂前代表(写真)が緑の地球ネットワークに参加するにあたって「植物園をつくりなさい。そこまで本気でやるんだったら、自分も参加する」と話しました。

そのことを霊丘の李向東さんに伝えると、彼らは一帯を調査して、いくつもの自然林をみつけてきました。その最大のものがこれで、河北省との境界に近い碣寺山(1768m)の山頂付近にありました。太行山のなかです。1998年の夏でした。

そのときみたのは若い林で、大きなものでも樹齢40年、樹高8m、胸高直径15cmほどで、数種類のナラを中心に、シナノキ、カバノキなどの落葉広葉樹からなっていました。
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