959話)チャンチン(香椿)を植える

チャンチン(香椿)の玉子とじが、前中代表も私も大好物であることは何度か書いています。それがこうじて、自分でも植えよう、ということになったのです。

2012年春、きれいな絵袋にはいったチャンチンの種子を霊丘県城の種子屋さんでみつけました。一足先に帰国した前中代表が育てたものが、私のところにも回ってきました。私は私で、河北省安国市の薬材市場で買った種子を、自分の家で蒔き、育てていました。あわせるとたくさんの数になってしまったんですね。で、あちこちにおすそ分けする一方、昨年6月、借りている山に植えました。全部で22本もあり、大塩さんのところから近く追加がくることになっています。

センダン科の樹木なんですけど、生育はものすごく速いと思います。去年山に植えたときは、地上部が30~40cmの苗だったんですけど、秋までに大きなものは135cmに育っていました。根元の直径も6㎜前後だったものが、3~4㎝になっています。

3月29日にみたときは、まだ芽が動いていなかったんですけど、中国から帰った後、4月19日に行ってみると、写真のように若芽を広げていました。かなり赤い色をしています。外側の葉っぱだけでも食べてみようか、という誘惑にかられたんですけど、なんとか抑えました。いまは速く育てることが大事です。

玉子とじの作り方は王萍さんに教わりました。「いちばん簡単な料理です」ということです。ただ刻んで、玉子といっしょにかき混ぜ、塩でちょっとだけ味付けをし、あとは熱したフライパンに油をひいて、炒めるだけとのこと。
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