481話)炭を焼く

 10日の土曜日はイオン労働組合とサントリー労働組合の合同ツアーの最終日です。環境林センターで炭焼きに挑戦してもらうことにしました。緑の地球ネットワークが派遣したツアーにもしてもらいたかったのですが、その日は強風で、あきらめました。今回も心配していたのですが、幸い、いい天気で、午前中は無風状態でした。

 直径1mの無煙炭化器を4台ならべました。材料はヤナギの枝です。センター内の道路脇のものが高圧線に接触する恐れがでてきたので、一昨年の秋に切りました。1年半もたっていますし、なにせ乾燥地ですから、カラカラに乾いています。火をつけた直後こそ煙がでますが、本格的に燃えだすと、煙はほとんどみえません。

 でも、こんなに勢いよく炎があがって、ほんとうに炭になるのでしょうか? みんな灰になってしまうんじゃないかと心配になるほどです。でも、ご安心ください。昨年9月にも同じようにして炭を焼いたんですけど、80㎏のヤナギの枝から27.4kgの木炭ができました。歩留り34%です。想像していたよりは、ずっとしっかりした炭です。今回は午前中に4台で2回焼いてもらいましたので、ざっと200kgです。
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