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1198話)チャンチン(香椿)

蔚県では蔚県英豪国際酒店の10階に泊まっています。このホテルの東隣りは文化広場と呼ばれる公園です。公園の北隣りがちょっとした空き地になっており、ここが青空市場になります。13日はシトシトとふる雨模様だったんですけど、前中代表とふたりで出かけてきました。

いまの中国はちょっと間をおいて訪れると、かならずなにかの変化があります。去年の8~9月にきたときは、まったくの青空市場だったんですけど、その東半分に屋根がかかって、商品ごとの区画が決まり、その表示があります。でも、そこの部分はまだ使われていません。

私はチャンチン(香椿)の若芽をさがしました。というのも、前中代表も私もこれが大好物なんですね。ホテルの食堂で昨晩、「香椿炒鶏蛋!」(チャンチンのたまごとじ)と元気よく注文したんですけど、品切れで悲しい思いをしました。

この地方では、長く寒い冬が終わって、春がやってきたことを告げる特別の料理だと思います。日本でいえば、タラノメやヤマウドがその位置にあるでしょうけど、愛好者はずっと多いでしょう。青空市でも、たくさんの人があつかっているのですが、伸びきっていない小さめのものをみつけて買うことにしました。

私が10元札を手にしているのをみて、おばちゃんが「10元ぶんを買いなさい」といって、レジ袋にどんどん詰めていきます。えっ、まだ。けっきょく、6束もありました。

大同から通訳にかけつけてくれた王萍さんにそれをみせると、「やすい!大同では1束で10元です」といいますので、「じゃあ、10㎏くらい買って帰って、大同で売ったらいい」と話しました。

蔚県の青年団の人たちも「それは安い!きっと外国友人のための特別価格でしょう」というんですけど、きょう、これからまた青空市にいってきますね。
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