1082話）環境への取り組み

もう一回、飛行機からの風景をみていただきます。

大同でも県と県との境界はたいてい高い山で、その（県境以外の山もですが）稜線にはたくさんの風力発電が並ぶようになりました。あのような山の上で、人家や村から離れてますので、低周波問題は避けられるでしょう。それはよくても、建設も保守もたいへんだろうね、と山の下からみては考えていました。

4月22日の朝、大同から北京に飛ぶとき、天気もよかったし、空気も澄んでいたんですね。そしたら風力発電をむすぶ道路がちゃんとみえたんですね。ああ、やっぱり。万里の長城をつくった先祖をもつ人たちにとって、こんなことはなんでもないのかもしれません。

それからこちらの写真。おそらくマツでしょうけど、広大な面積の山が緑化されているんですよ。人手で1本1本、植えたんでしょうけど、それにしてもたいへんだったでしょうね。北京に近かったので、燕山山脈だろうと思います。