中国の内陸部での緑化協力にかかわる報告です。
続々・黄土高原レポート
140)地底旅行

大同は中国最大の石炭の街で、大小の炭鉱が数百もあります。一度は坑道に降りてみたいと以前から考えていました。炭鉱汚水の浄化実験にとりくんだとき、頼み込んだんですけど、安全を保障できないといって断られました。
そのうちに、雲崗石窟へいく途中の「晋華宮」炭鉱が観光コースを設定し、受け入れているという情報がありました。現役のころの江沢民さんも視察したそうですから、安全に問題はないでしょう。ことしの春、イオン労働組合の協力ツアーがきたとき、いっしょに見学しました。
まずロッカールームで作業服・長靴・ヘルメット姿に。このときカメラ、ライター、タバコなど発火の恐れのあるものはすべて身につけるなと厳しい指示。そのあと坑道の入り口でヘッドランプと救命器具を渡されます。万が一、事故に遭ったときの要心です。
ドイツ製のエレベーターで地下120mの坑道まで急降下。それから炭鉱労働者といっしょにトロッコに乗り込みます。労働者はそのまま切羽にむかいますが、私たちは別コースへ。廃坑に各時代の採炭器具・機械などを展示して即席の博物館です。あちこちにガス検知器があり、送風機がうなりをあげていて、ちょっと緊張しますよ。安全部門の幹部がていねいに説明してくれました。
ある程度の人数がまとまれば案内してくれるそうですから、雲崗石窟とあわせて見学してみたらいかがですか。
【写真】作業着・ヘルメット・長靴スタイルでいざ坑道へ。最初はちょっと緊張しますよ。
そのうちに、雲崗石窟へいく途中の「晋華宮」炭鉱が観光コースを設定し、受け入れているという情報がありました。現役のころの江沢民さんも視察したそうですから、安全に問題はないでしょう。ことしの春、イオン労働組合の協力ツアーがきたとき、いっしょに見学しました。
まずロッカールームで作業服・長靴・ヘルメット姿に。このときカメラ、ライター、タバコなど発火の恐れのあるものはすべて身につけるなと厳しい指示。そのあと坑道の入り口でヘッドランプと救命器具を渡されます。万が一、事故に遭ったときの要心です。
ドイツ製のエレベーターで地下120mの坑道まで急降下。それから炭鉱労働者といっしょにトロッコに乗り込みます。労働者はそのまま切羽にむかいますが、私たちは別コースへ。廃坑に各時代の採炭器具・機械などを展示して即席の博物館です。あちこちにガス検知器があり、送風機がうなりをあげていて、ちょっと緊張しますよ。安全部門の幹部がていねいに説明してくれました。
ある程度の人数がまとまれば案内してくれるそうですから、雲崗石窟とあわせて見学してみたらいかがですか。
【写真】作業着・ヘルメット・長靴スタイルでいざ坑道へ。最初はちょっと緊張しますよ。
コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )
« 139)唐河の水 | 141) 遊びの... » |
初めての参加の時は、雲崗の石窟も感動しました。でも7回目となるといささか食傷気味です。万人抗が新しくなったということで、見学できるなら日本人の足跡を見ると言うことで、初めての参加者には是非コースに入れて欲しいな所です。もし万人抗がだめな時は実際の石炭採掘の現場を見ることができれば、理科の教員としてこれ以上の喜びはありません。
いまだに内モンゴルから拾ってきた石炭を教材に使っており、生徒も感動して触っております。社会科の教員にも「お福分け」でプレゼントしております。一生の教材になると思います。
個人的には雲崗の石窟が無くても、炭坑を見たいです。そうも行かないと思いますが…。
大同はどんな様子ですか?ブログを楽しみにしています。